有休をとれる大人になれ、と娘に願う | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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こんにちは。和久田ミカです。

 

本日の娘。

 

朝起きられず、9時半ぐらいまで寝てて、お昼ごろに学校に行きました。

 

OD(起立性調節障害)もあるので朝は弱いのですが、

 

今日は 大音量の目覚ましが30分以上なり続けていても ピクリともせず。

 

どうも、電池切れのようです。

 

試験勉強だったり、連日遅くまで部活だったり、学校が遠かったり。

 

ここのところ、忙しかったせいもあることでしょう。

 

 

いろんな考え方があると思いますが、私は”電池切れ”のときには、無理に起こさずに寝かせてます。

 

十分にがんばっていることは、わかってるから。

 

叩き起こして 行かせても、きっと集中できないだろうし。

 

 

それとね。(話は変わるけど)

 

大人になってから、日本人は有休をとらないで ひたすらがんばるでしょ?

 

それ、なくなるといいなと思ってて。

 

 

本当は 有休って、理由を問わずにとれるはずなのに、暗黙の了解で 病気や「よっぽどのこと」に限られてる。

 

なんでだろ?

 

私は教師で 代わりの人がいない職業だったので、流行性の病気でなければ、熱が出てても出勤してました。

 

それが「当たり前」だと思ってたから。

 

なんでだろ?

 

 

根っこはきっと、子どもの頃にもあるよね。

 

子どものときから、

 

疲れようが、嫌なことがあろうが、台風だろうが、

 

とにかく学校へは行くもんだ、

 

やるべきことは やるもんだ、

 

歯を食いしばってがんばってこそ、すばらしい!

 

怠けるな!!!!

 

と 叩き込まれてるから、余計に会社を休めないんだろうな。

 

ボロボロになって、赤信号がともって、バタッと強制終了する。


でも、うちの父は、有休使いまくってたんですよね。

 

ゴルフに行ったり、趣味をやったり。

 

めったに病気をしないので、ほぼ自分の楽しみに使ってました。

 

職場に迷惑をかけてる、という気持ちもないみたいで、「当たり前」にとってました。

 

本当は そういう使い方でいいと思うんだけどなあ。

 

 

昨春、オーストラリアに行ったときも思ったなあ。


生活のベースが家庭。みんななんだか楽しそう。

金曜日は14時ぐらいに仕事を終わりにして、飲んでるし。

でもね、賃金は日本より高い。

 

最低時給は2000円弱。(物価も高いけど)

 

土日は絶対休むらしい(出勤したら時給は1.5倍)

 

 

でも、国民1人にあたりの国内総生産は、

オーストラリア11位。
日本22位。

あんなにゆるゆる働いていても、生産性は日本より上。

 

それでも社会はまわってる。

 

(↓オーストラリアでの講座の様子。服の色がみんな華やかですてき)

 

んで 話を戻すけど、休みたいときに休める社会になるといいな。

 

休むことへの罪悪感を 減らしたい。

 

目覚ましの音に気が付かないくらい、娘がドロドロに疲れてるときには、寝かせておく。

 

もちろん、心にダメージを負って 行けなくなった時にも、行かなくていいと思ってる。

 

 

そういえば、6年生のときには、登校しぶりもあったなあ。

 

→うちもね、「学校に行きたくない」と言った時期があったのですよ

試行錯誤だったけど 今は 楽しく学校に通っています。

 

また何かあったときには、娘と話し合いながら考えていくから大丈夫。

 

なんとかなる。

 

 

将来は、仕事も自分も大事にできる大人になってほしい。

 

有休を自分のためにとれる社会になってるといいな。

 

迷惑かけてもお互い様になれたらいいな。

 

そんなことを思いながら、お昼前に娘を学校に送っていきました。