4つのカラーがそろうからこそ、ドラマが生まれる | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

 

4月から、NHK「とと姉ちゃん」が始まりました。

 

NHK[とと姉ちゃん」のサイトからお借りしました。

 

朝の連続小説のヒロインはみんな、コミュニケーションタイプでいうと、赤のカラーが強いです。

 

今回のとと姉ちゃんは、赤だけでなく、黄色も強いですね。

 

 

赤(perfect)タイプの人は、完璧でありたいしっかり者です。

 

●完璧に、ちゃんと!きちんと!

●目標達成!

 

といった欲求を持っています。

 

黄色(cheerful)は、陽気なムードメーカー。

 

●自由に、楽しく!ネガティブは苦手

●人に貢献したい(ちょっとおせっかい)

 

といった欲求を持っています。

 

 

まさに、

 

・ちゃんと お父さん代わりになろうとするしっかり者

・落ち込む妹を鼓舞し、なんとか 解決してあげようとするポジティブさ

 

は、赤と黄色のカラーを あわせ持つからだと感じます。

 

 

そして、ドラマには 必ず、4つのカラーの人が出てきます。

 

・みんなを支えるピンク(smily)のお母さん

・まじめで冷静な 青(specialist)の妹・鞠子

(一番下の子は、どのカラーだろう…まだわからない) 

 

お互いが ちがうからこそ、いざこざやトラブルが起きたり、反対に それが解決することでドラマが生まれたりします。

 

カラーに優劣はなく、どのカラーも なくてはならないものです。

 

 

余談だけど、人気が落ちていくドラマは キャラクター設定が途中で ちぐはぐになっていくことが多いのです。

 

最近だと、NHK「まれ」。

 

小さいころ、夢を追いかける父(黄色)に振り回されたことで、自分は 夢を持たないように生きていこうと 公務員を目指します。

 

しかし、無事公務員になってからも、 夢をあきらめられず、退職してパティシエを目指します。

 

ここで、ずっと抑圧していた黄色のカラーが 一気に出てきます。

 

同時に、憎んでいた父親(黄色)を尊重する気持ちも出てきて、親子関係も 和解に向かっていくのです。

 

 

まれは、

 

・大好きなことなら、いくらやっても飽きない、思い込んだら まわりを見ずに突っ走る!

 

・まじめで、人の期待応えるべく努力する、頑張り屋さん

 

ということから、カラーは黄色で、ピンクも強いタイプでしょう。

 

 

でも、子どもができてから そのキャラクター設定がぶれるのです。

 

やたらとピンクっぽくなってみたり、赤っぽくなってみたり。

 

確かに 親の役割として ピンクや赤の性質が出てくることは しょうがないのですが、それにしても ブレブレ。

 

「まれ」は 楽しいドラマでしたが、見終わった後に

 

「そういうとき、まれは そんな反応はしないはずだなあ…」

 

と、違和感が残る回も少なくありませんでした。

 

 

さて、あなたとあなたの家族のカラーは 何でしょう。

 

毎日生れ出てくるドラマは、どんな「カラーのちがい」から 出てきていますか?

 

コミュニケーションカラーを知ることで、お互いを知り、尊重しあっていく足がかりが生まれます。

 

Eテレ「ウワサの保護者会(4/8放送)」でもとりあげられた、タイプ別診断。(私も出演いたしました)。

 

ぜひ、中級講座に足を運んでくださいね!

 

笑いが絶えない講座です。

 

明日、各地での中級講座の予定を お伝えしますね。

 

もちろん、初級講座も行いますので、合わせて お知らせしますね。

 

 

 お知らせ