こんにちは。和久田ミカです。
今年は、子ども会の役員をやってます。
子ども会活動は任意なので、参加してもしなくてもよいのですが、地域に住んでるし…
という理由で なんとなく引き受けてしまいました。
…が( ̄▽ ̄)
大変すぎて、辞めようかどうか、考え中です。仕事が 苦手分野ばかりなのです。
役員をしていると、「私はなんて使えない人間なんだろう」と つい、自分を責めてしまうことが多くなります。
昨日の子ども会行事の後は、立てないぐらい疲れて、昼寝しました。
ふだんの仕事では、丸1日東京で講座をやっても こんなに疲れないです。
寝ずに、コンテンツ作りをしたって、こんなに へとへとになりません。
一般社団法人の事業では、私は社長さんの立場なのだけど、正直なところ、得意分野しかやっていません。
大きな方針を決める
コンテンツを考える
講座をする
…ぐらい。
書類作りも、会計も、組織づくりも、スタッフの育成も、天才的なスタッフに囲まれて、円滑に進んでいます。
わたしは ほぼ、見てるだけ。報告を聞くだけ。
そんでも、わたしは自分のことを「使えねえヤツだ」と、思わずに済んでいます。
ひとえに、人に恵まれてる。環境に恵まれてる。
ありがたい、ありがたい。つくづく、ありがたい。
そう思いながら、自分を卑下することなく 仕事を続けられています。
でも、子ども会の役員はちがうんだなあ。
全員、未経験者だだけど 見通しや段取りを立てるのが得意な人は、パッパッと仕事をこなす。
私は、オールラウンドプレーヤーではないので、一生懸命やっても ミスが多い(多すぎる…)。
昨日は、ネームシールを作成したのですが、まちがえて 裏側の台紙に印刷してたりね( ̄▽ ̄)。
そうそう。
昨日、子ども会の行事の際に、娘が小さい時にお世話になった方が ボランティアでいらしていました。
「正直ね、役員を 辞められるなら 辞めたいんです。」
と、愚痴を言ったら、
「和久田さんような職業の人が、途中で投げ出したら まずいよね」
と やさしくおっしゃいました。
そっか。
この方は「子ども会をやめる=投げ出す」と とらえるんだなあ、
「お母さんとして 地域に奉仕すべきだ」と 感じているんだな、
「苦しくても やり抜くこと」に 価値を置いているんだなあ、
と 感じたのですが、私は、
「私は やりたくないことは やらなくていい、と 考えているんです(*^-^*)」
とお話ししたところで、イベントが始まり 会話が途切れました。
そのあと、なんとなく もやもやが残ったので、コーチングで この話をしたのですが、コーチが
「なぜ 和久田さんのような職業だと、やめてはいけないのでしょう。
僕には、その因果関係がよくわかりません。典型的なグレートマザーを感じます」
とおっしゃいました。
グレートマザーというのは、ユングの提唱した概念で
「子どもを育てる母親のイメージ」
です。
グレートマザーの要素には二面性があります。
子どもを慈しんで育てる力
子どもを束縛し、のみこんで破滅させてしまう力
「母親」だけでなく、「家制度」や「地域」にも その性質がありますね。
後者のグレートマザーは、人を依存させ、一体化させ、手足として動かそうとする要素を持っています。
「○○すべきでしょ?」
「そんなのおかしいでしょ」
自分の考えや信念に基づいて行動したい、と思っている人を「常識がない」と非難します。
なのでね。
私のような、ママをサポートする職業の者こそ、子ども会をやめて 楽になった方がよいのだと思います。
つらいけど がんばろうよ!!みたいなことは、言いたくないのです。
「世間の常識から自由になってもいい」
「イヤだったら、やめてもいいんだ」
ということを 伝える人になりたい。
でもね。でもね・・・(T_T)
いまいち、ふんぎりがつきません。
犬を散歩していたら 役員仲間に会っちゃうから、気まずい。
今やめて 迷惑をかけるか。
1年間だけ、迷惑をかけながら がんばるか。
1年間 我慢して ストレスフルで がんばるか。
今やめて、これからずっと「後ろ指をさされてるかもしれない」という思いと向き合っていくか
迷うところです。
ただ、現在は、今後の人間関係を考えると、
・辞めて迷惑をかける
よりも、
・つかえない人材で 迷惑をかけ続ける
ことを 選ぶのだなあと感じます。
もやもや~んですけどねん。
辞めるなら今だなあ、と思うけどねん。
はー、もやもや。
もやもやんで 終わって、すまーん。すまーん。すまーん。
アメリカみたいに、ボランティアは任意にならないかしら。
切に願う。