子どものネガティブさに、もやもやするのは | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

ハワイに行っている間中、娘が言っていたのは、

「寒い」

「暑い」

「かゆい」

「つかれた」

「○○が痛い」

そんなんばっかり。

(いや、ハワイだからではなく、ふだんからそうだなあ…)



体から出てくる感覚を そのまんま口に出している状態なのですが、

聞いている私は、心がザワザワするわけです。


別に文句をつけられているわけではないのですが、なんだか「つまんない」と言われているような、そんな感じ。

頭ではわかるのだけど、私もモヤモヤするので 伝えてみました。



「みっちゃん、ずーーーっと、

 寒い、暑い、かゆい、つかれた、痛い

 そればっかり言ってように感じる~」


すると、娘は、

「えーーーー、言っちゃいけないの?悪いことなの~!?」

と、ふくれっつら。

あ、今度は 娘が文句をつけられた、と 思っちゃったみたい。


「いやいや、悪いこととは言ってないよ。

 なんかね、せっかくハワイに来たのに、つまんないって言われているような気持ちになるの」

そんなふうに伝えました。

伝えたら なんかすっきりして、そのあとから、娘の言葉があまり気にならなくなりました。

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こういうとき、ネガティブにならずに、ポジティブになろう!って言わなくていいのだと、私は思っています。

無理やり

「いいところを探しなさい!!」

「ネガティブな言葉は使わないで、ポジティブにしなさい!」

って「口先」だけ変えようとしても、心の中にある言葉は変わらないから。



娘は、小さいときから、人見知り、場所見知りがひどく、もともと不安が強い性格に感じます、

とても傷つきやすいですし、心の中に、不安や緊張がたくさんある子のように見えます。

(私が5秒で忘れることを、何年も覚えていて、怒っていたりします)

不安を感じると 言葉や態度で表します。

それが 彼女なりの対処法なのでしょう。



だから、まずは心の中の「不安」に気づき、自分で小さくできるためのサポートをしていこうと思っています。

大人になるにしたがって、少しずつね。

そうしたら、口から出てくる言葉も 少しずつ変わってくることでしょう。



そして、私自身の課題。

「暑い」「寒い」「疲れた」を「つまらない」と言われたように感じているのは、私。

「楽しんでほしい」という期待があるからこそ、そう思ってしまうのですよね。

ここは 私が引き受けるところですね。

子どもを変えようとするより、自分の中の「考え方」を見直した方が早いです。

人は「考え方」を変えるだけで、ずいぶん楽になるのです(*^_^*)



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