ハワイに行っている間中、娘が言っていたのは、
「寒い」
「暑い」
「かゆい」
「つかれた」
「○○が痛い」
そんなんばっかり。
(いや、ハワイだからではなく、ふだんからそうだなあ…)
体から出てくる感覚を そのまんま口に出している状態なのですが、
聞いている私は、心がザワザワするわけです。
別に文句をつけられているわけではないのですが、なんだか「つまんない」と言われているような、そんな感じ。
頭ではわかるのだけど、私もモヤモヤするので 伝えてみました。
「みっちゃん、ずーーーっと、
寒い、暑い、かゆい、つかれた、痛い
そればっかり言ってように感じる~」
すると、娘は、
「えーーーー、言っちゃいけないの?悪いことなの~!?」
と、ふくれっつら。
あ、今度は 娘が文句をつけられた、と 思っちゃったみたい。
「いやいや、悪いこととは言ってないよ。
なんかね、せっかくハワイに来たのに、つまんないって言われているような気持ちになるの」
そんなふうに伝えました。
伝えたら なんかすっきりして、そのあとから、娘の言葉があまり気にならなくなりました。

こういうとき、ネガティブにならずに、ポジティブになろう!って言わなくていいのだと、私は思っています。
無理やり
「いいところを探しなさい!!」
「ネガティブな言葉は使わないで、ポジティブにしなさい!」
って「口先」だけ変えようとしても、心の中にある言葉は変わらないから。
娘は、小さいときから、人見知り、場所見知りがひどく、もともと不安が強い性格に感じます、
とても傷つきやすいですし、心の中に、不安や緊張がたくさんある子のように見えます。
(私が5秒で忘れることを、何年も覚えていて、怒っていたりします)
不安を感じると 言葉や態度で表します。
それが 彼女なりの対処法なのでしょう。
だから、まずは心の中の「不安」に気づき、自分で小さくできるためのサポートをしていこうと思っています。
大人になるにしたがって、少しずつね。
そうしたら、口から出てくる言葉も 少しずつ変わってくることでしょう。
そして、私自身の課題。
「暑い」「寒い」「疲れた」を「つまらない」と言われたように感じているのは、私。
「楽しんでほしい」という期待があるからこそ、そう思ってしまうのですよね。
ここは 私が引き受けるところですね。
子どもを変えようとするより、自分の中の「考え方」を見直した方が早いです。
人は「考え方」を変えるだけで、ずいぶん楽になるのです(*^_^*)
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