あなたのおかげじゃないです 私のおかげです | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

今日は、講座のインストラクター養成講座です。

インストラクターを目指すみなさま、いっしょにがんばろうねえ~~。



さてさて。

「本を出してから、何が変わりましたか?」

とよく聞かれます。

「何も変わりません」

とお答えします。

本を出したとはいえ、私のことを知っている人は ほんの一握りの人ですし。

本屋さんに著書が売っていること以外、生活は何も変わらないですねん。


…と思ったら、ひとつ変わったことがありました。

私のことを

「うちの受講生」「うちで学んでいた」「うちの講座に来た」

となどと、紹介してくださる方がふえたようです。

たしかに、年間 すごい数の講座に顔を出してますから、中にはそういう方もいらっしゃるかもね(*^_^*)

人ってついつい「私のおかげで・・・」と言いたくなる動物なのかもしれません。


もうしわけないけど、

「私のおかげで」「私の講座のおかげで」

って言われたら、私は

「私の努力のおかげです」

って 言っちゃうかもなあ。

だって、わたし がんばったもん。

(ただし、心屋ぢんさまには お世話になりました。

 ぢんさんのおかげによるところは とてもとっっても大きいです。

 でも、ぢんさんは「わしのおかげで」とはおっしゃいませんです)


カウンセラーやコーチもそう。

「私のおかげで」というのは 二流のセラピストだと 私は感じています。

だって、信頼関係の土台として、

「クライアント様には 力がある」

という思いがないとねん。


「力」っていうのは「自分で課題を乗り越える力」「自分を成長させる力」など。

セラピストは、クライアント様に寄り添うだけの存在です。

乗り越え「させる」ことも、成長「させる」こともできません。

あくまでも、クライアントさまが「乗り越え」「成長する」のです。


クライアント様や受講生の成果を、

「私(コーチやカウンセラー)には力がある」

ことの証明に使ってはいけませんです。


・・・と思いますですよ(*^_^*)

というわけで、出版できたのは「わたしのおかげ」です。

だはははは。

↓売り切れ 解消したみたいですよ~~

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