こんにちは。和久田ミカです。
私が娘に期待していることは、自分を知る、ということです。
何に 楽しみを感じ
何に ドキドキし
何が 大切で
何が 幸せなのかを、感じながら生きてほしいな、と思っています。
自分がわからなくなるときがあるとすれば、
自分の内側ではなく、外側を見ているときです。
誰かの期待に応えようと 我慢をしたり、
「みんな」の意見に流されて 自分を押し殺したり、
お金がある、とか、ない、とかで 簡単にあきらめてしまったり、
そういうことを しない、ということです。
おととしのピアノの発表会で、娘は連弾を拒否しました。
「やりたくない!」
連弾をしないということは、出番が一回減るということです。
親としてはとても残念に感じましたが、意思が固かったので あきらめました。
少ししてから、娘は
「発表会で『君をのせて』を歌いたい!!」
と急に言い出しました。
他に歌を歌う子はいません。
どうだろうなあ…、と思いながら、先生にご相談したところ、快くOKくださいました。
私と娘で弾ける連弾の楽譜とともに。
おかげさまで、発表会の日は 親子で連弾をしながら、堂々と歌を歌いました。
他に歌う子はいませんでしがが、やりたいことが表現できて、自信にあふれていました。
そんな娘を「わがままだ」という人もいるかもしれませんが、
私は、とてもうれしく思いました。
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一応補足しておくと、
我慢をしたり、押し殺したり、あきらめたり、するときがあってもいい。
そんなときもあるよね。
そう思っています。
そんなとき私は、
「本当は どうしたかったの?(どうしたいの?)」
と聞いてみることにします。
そんなふうに、自分自身に 軸を戻していくだけでも サポートになります。
私が子どものころは、「みんな同じ」がいいことでした。
「みんないっしょに」の名のもとに、よく「連帯責任」と言って、何もしていないのに 先生から殴られました。
でも、これからは みんな同じでもいい、ちがっててもいい、という時代に、ますますなっていくと思います。
そんな時代だからこそ、
「あなたは誰ですか?」
と聞かれたときに、はっきり自分を出せることが求められてくると感じています。
私のような仕事もそうです。
「どんな悩みにも答えられます」
というコーチやカウンセラーには、あまり仕事が来ません。
なんでもできる、という人は オールマイティではないのです。
虹色かもしれないけれど、色があせています。
自分の色をはっきり出すからこそ、わかりやすいアドバルーンが上がっていくのです。
だって、せっかく真っ赤な人が わざわざ白を足してピンクにしちゃったらもったいない。
まわりから見たら、「ピンクっぽくないのにな~」と違和感もあります。
真っ赤な自分を見せちゃったら 生きるのも楽ですね。
さて。開催日が変わったのでお知らせです。
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