
昨日は、宇都宮まで講演に行って参りました。
栃木県屈指の住宅メーカー、トヨタウッドユーさまのイベントです。
「子どもがぐんぐん伸びるほめ方・叱り方」についてお話しました。
楽屋では、次に出てくる「はながっぱ」さんたちの小道具を見ることができ、感激しました~♡
講演後に、トヨタウッドユー社の部長さんのお話を伺う機会がありました。
いやーー、感激して 涙が出てしまいました。
部長さんは「会社もお客様も地域の人も みんなが幸せになるカタチ」というものを、常に模索しておられます。
イベントに 積極的にママ講師の活躍の場を作ったり、
モデルハウスを改造して さまざまなママ講師が無料で使えるようにしたり、
ママたちが何かやりたい!と言えば、丁寧に指南し、他の大きな会社も誘って大きなイベントを立ち上げたり…
ママたちの集まりにも 出かけていき話を聞いたりするそうです。
もうねーーー、ボランティアの時期を思い出して 涙が出て、出て…。
私は最初、コーチングを仕事にするつもりはなかったので、無料で活動していました。
困っているママや子育てがつらいママのために、がんばるんだ!!と奮闘していました。
いろんな企業などに チラシを置いてほしいとお願いしたり、後援をお願いしたり。
でもたいていは、窓口で門前払いでした。
条件付きでしたが 資金を援助くださったのは、パルシステムぐらい。
会場だって、無料で貸してくれるところなんて ないんですよね。
安い会場は、抽選日に長い時間並ばなくちゃいけないし。
イベント講座はいつも40~50人ぐらいのお申込みがすぐに集まり、大盛況。
手を貸してくださるスタッフも集まって、本当にありがたい。
でも毎回、お金がない。小さい娘を抱えて時間もない。夫の理解もない。
正直な気持ちを言うと、とても大変でした…(で、途中から 心がささくれてきて ボランティアはやめました)。
部長さんに、「お忙しい中、そういった活動を続けていくことができる原動力」をお聞きしたところ、
「人の喜ぶ顔が見たい。笑顔になってくれるとうれしい」
「種まき。芽が出るかどうかわからないけど、こうやって マメに種をまいているんだ」
とおっしゃっていました。
私は仕事柄、いろいろな人にお会いしますが、器の大きな方はみな同じことをおっしゃいます。
「喜んでもらえたらうれしい。それだけ。」
自分のおかげで…なんてことは おっしゃらないのですね。
私もいつか、そんなふうになりたいなと思います。
なれるかな。うん。なれるようにがんばろう(*^_^*)