発達障害への支援がもっと増えていきますように | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。



昨日は、一日 発達障害についての勉強会に行っていました。

(「害」の字をひらがなにしたり、ちがう感じにする方法もありますが、今回は標準的な表記で書きますね)

私が発達障害について知ったのは、20年近く前です。

当時、教師2年目。学級に学力の遅れがある男の子がいました。

すなおでかわいくて、がんばりやで、クネクネしてて、ハグハグするとぎゅーっと抱きついてきて、大好きでした。

あるとき、幼稚園の先生をしているお母さんが 職員室にいらっしゃいました。

「先生、ちょっと…」

このお母さんもまた、すてきな方です。

「宿題なんですけれど、減らしてもらえないでしょうか。家で暴れてしまうのです。」

こんなことをおっしゃいました。

えーー、あのSくんが 暴れる?暴れるくらい宿題をやりたくないのだ、ということですね。

私は正直、甘やかしだと思いました。

学力が遅れているのだから、ちゃんと宿題をやらせてほしいと感じたのです。


その頃です。

校内で、発達障害に関する資料が配られました。

私がいた学校は、別棟に 特別支援のための大きなクラスがあって、熱心に活動されている先生たちがいました。

その資料には、

「トムクルーズは識字障害があり、以前はSとZの区別がつかなかった。

 母と妹にも同じ障害があり、血のにじむような努力をして 現在はビジネス書は読めるようになった」

と書いてありました。

Sくんはこれだ・・・。すごい衝撃を受けました。

最近ではスピルバーグなどもカミングアウトしていますが、めずらしい障害ではありません。

おそらく、重い軽いの差はあるけれど、学級に1人~数人はいると思います。

当時、私はHPを作り、そういった子の事例や発達障害に関する記事を書いていきました。

(そのHPは、昨年削除いたしました)


実は、私の幼なじみも発達障害です。

紆余曲折あり、現在はひきこもっていると耳にしています。

発達障害は、障害者手帳などはもらえません。

グレーゾーンの子は、普通学級で つらい思いをすることも多いように感じます。

支援を受けにくいのですね。


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私自身は 発達障害ではないと思うのですが、「ふつう」の人と比べると かなり偏りがあります。

生きにくさまでは行かないまでも、不便を感じることが多々あります。

それは、ブログの方でシェアしていきますね。