豊かな人間関係は、赤ちゃんの共感の芽を育てることから | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

私は、娘が生まれたとき こんなにも何もできない時期が長いことに 驚きました。

手遊びを覚えたけど、いつになったら 一緒にできるんだろう

歌を歌ってあげてるけど、いつになったら うれしそうにしてくれるんだもうろう

たくさん話しかけてるけど、いつになったら それにこたえてくれるんだろう


でも、感情は 早くから発達をしていきます。

アンリ・ロワンによると、3カ月ぐらいまでの赤ちゃんは 主に欲求が主です。

「おなかがすいたよ」「抱っこして」「あやして」

そうやって、自分を喜ばせてほしいと 思っています。

生後4~5か月を過ぎると、ママの喜びにも 敏感になります。

「自分の相手をしながら、ママにも喜びを感じてほしい」

そう思うようになります。

あやしながら うれしそうに話しかける声。

おっぱいをあげながら 幸せそうにする表情。

ママが幸せな様子に、赤ちゃん自身も幸せを感じます。


「共感」の芽ですね。

ママがうれしいと わたしもうれしい

わたしが悲しいと ママもわかってくれる


そのシンプルな体験を通して、人間関係を学んでいきます。

こういった体験を積み重ねていけた子は、豊かな人間関係と 寛容な心が育つのだそうです。

人の気持ちに気づく練習って、赤ちゃんのときから ずっと育てていくものなのですね。


話は変わりますが、今「感動する赤ちゃん」という動画が 話題になっています。

論より証拠。見てみてね。



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