
2日間、深い悲しみを癒すためのワークショップに行ってきました。
悲しみというものは、一人で癒すのは なかなか むずかしいですね。
参加者のほとんどは、数十年前からの悲しみを 今も背負って生きていました。
記憶ってね、ふつうは 薄れていくものなんです。
一週間前の晩御飯を 思い出そうと思ってもむずかしい。そんな感じで。
感情は 目に見えませんが、感じたくない感情は、心の中に 澱(おり)のようになって沈んでいます。
自分を守るために、ぎゅっと奥の方に 押し込められているのです。
二日間、それを癒すための作業に取り組んできましたが、私も たくさん泣きました。
参加者の男性たちも 泣いていました。
泣くことって、みっともないように思われがちですが、そのあと みなさんの表情が変わるんです。
今まで 押し殺していた思いを、言葉にするだけでも 救われます。
場の力もあって、みんな 心の扉を開いていき、癒しの第一歩を踏み出しました。
講師の先生のことばで、印象的なものがありました。
「カウンセラーなどの援助者が、いかにも『助けてあげます』というような顔で ズカズカと相手の心に踏み込んでいってはいけない」
私も つくづくそう思います。
私自身も何度も体験していますが、いかにも 訳知り顔で 私の心にふれようとする人~。
頼んでないっつーの。
相談業の人に多いですねん。(←私も含めてです。ごめんなさい)
余計なおせっかいをしちゃうときって、たいてい 自分の中の悲しみや苦しみが反応しているときです。
まず、人のことより自分のことを癒そうぜ~って 思いますです。
もし、深い悲しみを癒したいなら、土足で心に踏み込んでこない人を 見つけることです。
お子さんの不登校で悩まれている方がおられたら、こちらのワークショップに行ってみて!
上から目線ではない、癒しのワークショップとなりますよ。
何より、同じ悩みを抱えた人同士でないと 話せないことがたくさんあります。
勇気を出していってみてね。30分間の無料カウンセリングもついているそうですよ。