ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。
私が教員をしていた頃、学区内に母子を保護する施設がありました。
DVなどから逃れてきた母と子を守り、サポートするのです。
夫から暴力を振るわれてきた女性は、子どもに対して 同じ仕打ちをすることがあります。
場合によっては、ネグレクトが起きることもあります。
それだけ、心がパンパンだったのでしょう。
子どもたちは、さまざまな 反応を示します。
ある子は、母親の悪口を そっちゅう言いに来ます。
ある子は、母親の相談役になって 小さな体で家族を守ろうとします。
ある子は、母親から受けた暴力の跡を「自分でぶつけた」と隠そうとします。
いずれにしても、母親が好きなのです。
どんなことを言われても、されても、大好きなのです。
小さい体で いつも母親のことばかり考えています。
話は変わりますが、「ママ」という歌が「歌詞が過激」という理由で、有線の配信が禁止されました。
虐待がテーマの曲です。
禁止という判断もありかもしれません…。いろんな人が聴くからね。
私は この歌を聴いて、涙が止まりませんでした。
当時、関わってきた子どもたちのことを思い出しました。
虐待されても、何されても、子どもは やっぱりママが大好き。
ぜひ、聴いてみて。