そうだよね、わかるよ~、が相づちの基本 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

東京オリンピックの開催が決まりましたね。

一瞬、七年後のお祭りより、目の前に山積した問題を解決してくれ~…

と思ったりもしましたが、世界から注目されることで、取り組みも変わってくるかもしれないなあ、と感じました。

さて、「子どもがお菓子を食べたい、とぐずるので、ついついあげてしまう。」

お子さんが小さいと、そんなご相談をよく受けます。

あげたくない、けど、あげる。

それはなぜでしょう?

泣かれたくないから?暴れるとめんどうだから?かわいそうだから?きらわれたくないから?

まず、そこに目を向けてみるといいかもね。


でね。

子どもとの会話って、とてもめんどうなんです。

なぜなら、「○○をしてはいけません」「はい、わかりました」とはならないから。

ならなくて当たり前。子どもにも意思がありますから。

なので「NO」と言いたいときは、きちんと「NO」と言いましょう。

じゃないと、暴れれば 思いが通ると勘違いしてしまいます。


そのかわり、子どもの話は 最後まで聞いてあげようね(⌒▽⌒)。

否定せずに、受け止めてあげようね。


もし、うちの娘が「おやつ食べたい!くだものなんて、いやだ」って言ったら、「そうなんだね~」って言います。

「お菓子が食べたいんだねえ」って。否定しません。

でも、ないものは ないのでねん。「お菓子はないよ。どうする?」って聞いてみます。


そんなことをしても、うちの子は黙りません、っておっしゃる方。

まず、やってみて。

でも、言うこと聞け~!って、黙らせるためにやると 声もこわくなるよ~。

「そうなんだね、わかったよ~」っていう気持ちで 相づちを打つの。

そうだよね~、わかるよ~~って。

すぐには泣き止まないけど、子どもなりに 折り合いをつけてくれるように、なっていきます。

先日は、娘が目覚めが悪くて「犬になりたい!学校行きたくない!ずっと寝ていられるもん!!!」と怒っていました。

「じゃあ、犬になったら?!」と 言葉を返したら、娘が 反撃。

いかんいかん、と思って、「そうだよね~、ずっと寝ていたいよね。ママも寝たいよ~」って 話しました。

そしたら、娘が にっこりこっちを向いて「そうでしょ~?」って 機嫌を直しました。

目も覚めたようで 起きてきました。

三年生なのでね、この辺の折り合いの付け方は、うまいです。

ではでは、東京にクレイの勉強に行って来まーす(^^)
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