
私の楽しみのひとつは、NHKの「あまちゃん」です。
文句なく、おもしろい!今日から、東京編になりましたね。
先週金曜日は、主人公の秋ちゃんが アイドルになるために、一人で東京に行く場面でした。
秋は、お母さんに問いかけます。
「私、変わった?1年前と」
1年前まで東京に住んでいた秋。その頃は、まわりの人とうまくいかなかったのですね。
すると、母親は 答えます。
「変わってないよ、アキは。
昔も今も、地味で暗くて、向上心も 協調性も 存在感も 個性も華もない、パッとしない子だけど、みんなに好かれたね。
(中略)自信持ちなさい!それはすごいことなんだからね。いってらっしゃい」
感動しました(T_T)。
まわりの人が、そのまんまの秋を受け入れることで、秋も自分自身を受け入れました。
お母さんも「地味で暗くて、向上心も 協調性も 存在感も 個性も華もない、パッとしない子」でも 別にいい、って 受け入れました。
東京にいた頃は、それが欠点だと思っていたんだけど、欠点じゃなくて、個性だと気づいたのですねん。
行動は 変えられる。環境も変えられる。
個性ってね、変えようと思っても 変えられないんだよね。
自分の個性をよくないものだと思って 隠そうとしても、透けて見えてます。
ムダな抵抗はやめよ~っ(*^_^*)
個性は、自分の中の際立っているものだから、受け入れた方がラク。
自分自身を受け入れた秋は、輝きを増しました。
もしこの物語が「主人公が、別人のように、明るく、向上心にあふれ、協調性ある子」に変身する話だったら、魅力が半減するように思います。
あのマイペースで純粋な秋が、そのまんまで、どう成長していくかに 興味があります。
これからアイドル修行。・・・苦労も多いだろうなあ。がんばれ~~~。
ついつい、応援したくなる、そんなヒロインです。