いらない価値観を手放すには、まず 知ることから | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

おとといから調子が悪く、昨日は高熱と頭痛で動けませんでした。

今年に入ってから、月1でこんな感じ…(T_T)

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

さて、病気になると 健康のありがたみが身にしみますね。

そんな私ですが、小学校高学年から いつも「病気になりたいなあ~」と思っていました。

学校を休めるからかな…と思っていたのですが、大人になって思い出したことがあります。


私は、万年反抗期な子どもだったので、そりゃー、親は大変だったようです。

でも、さすがに、病気になると おとなしくなります。

5年生のときに 母がとてもやさしくしてくれて、食べ物を食べさせてくれました。

「いつも、こんなふうだったらいいのに…」

私が 高熱で憔悴し、素直な様子を見て、思ったことなのでしょう。


私の中では、それが「病気になると愛される」と変換されてしまいました。

ちょいちょいずる休みをするようになります。

体温計を細工して、熱があるように見せれば、とりあえず 休めますから。

なぜか 母には 仮病がばれていて、ぜんぜんやさしくしてもらえず、あれれれれ~?…でしたけどねん(*^_^*)


子どもにとって、親の言葉は 大きなものです。

ささいな一言が 心に大きな影響を与えることがあります。

大人になってからの 生きづらさが、子どものときの親の一言からはじまっていた、というのは よくある話です。

私の場合は、「病気の私は愛される」というまちがった価値観を ずっと持ち続けていました。

私は 愛されたかったのですね。

つくづく。つくづく…。


あ、えーと。

これは 親を責めるものでも、勘違いしてしまった子どもを責めるものでもありません。

自分を形作っているものを知るだけで、生きづらさを ほどくヒントがたくさんある、ということです。

今は、必要のない価値観は「今までありがとう」と 手放すことができます。

本来の自分に 少しずつ 近づいていきますね。