授業参観は「当たり前」の中の宝物を拾うとき | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

先日、娘の授業参観がありました。

30人以上いても、やっぱり 娘の動向に目が行きますね。

スポットライトが当たったように、ついつい 娘のことばかり見てしまいます。

グループで朗読を練習する授業だったのですが、発表したのは「上手な」1グループだけ。

親心としては、娘のグループの朗読を聞きたかったわ…とかねん。


教師をしていたときは、教壇に立っていたので、そんな様子が 手に取るように見えました。

特に1年生の授業参観なんて、手に汗握るお母さんのなんと多いことか…。

顔を見ただけで、言いたいことが伝わってきます。

「手!!手をちゃんとひざにおきなさい!」

「も~、どこ見てんの!!先生の話、ちゃんと聞いてるの?!」

なんてね(笑) きっと 心の中で 言ってると思うなあ。


たぶん、懇談会などでも言われていると思いますが、ぜひ 授業参観のあとは ほめてあげてね。

「ほめるところなんて、ありません」っておっしゃる方もいるんだけどね、そんなことはないのです。

40分間 椅子に座ってじーっとしているだけで、大変なことなの。

あのかたい椅子に 座って 授業を受けてみるとわかると思います。

特に低学年のお子さんをお持ちの場合は、授業態度のよしあしは 大目に見てあげてね。


展示物を見ると、数年前とは ぜんぜんちがう字や絵が そこにあると思います。

他の子と比べずに、その子自身の成長を見ていくと「大きくなったなあ」と感じます。

成長していない子なんて いませんもん。

大人より ずっと はやい速度で、育っていっています。


授業参観は「当たり前」の中に その子の良さをたくさん見つけてあげる日かな。

学校に毎日行っていることだって、「当たり前」じゃないから。


そう思うと、いっぱい ほめてあげるところが 出てくると思います(*^_^*)