明日は「子育ての魔法」無料メルマガの発行日です。今回のテーマは「子どもが本当にほしいもの」。
今度行うセミナー「生きづらさは子どもの頃に作られる」にも関連しますが「母子のつながり(愛着)」について お話します。
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私が 子育ての仕事をしているから、娘は さぞや「いわゆるいい子」だと思われることが多いのですが、ぜ~んぜんですよ。
そんな話をひとつ。
娘が勉強をしているとき「あ、ここ まちがっているよ」と指摘するとき、とても気を使います。
まちがっていることを 指摘されることが、ダメだしに聞こえてしまうんですね

ご機嫌が悪いとき かんしゃくを起こします。
まちがいを教えるときは「まちがいを見つけたんだけど、教えてもいいかな?」と 了解を取ります。
「やだ」と言うときもあるので「どんな風に教えたらいいかな?」と聞きます。
娘は か~な~り~ プライドが高くて きむずかしくて 自分のペースが大事な人なので、大変。(絶対パパ似)
まちがいを教えてやってるんだから、黙って聞けっ!という方法もあります。
でも、たいてい 娘が怒り出すだけで 何の解決にもならないので、今は このような方法をとっています。
夫は反対に「今やれ!」「すぐやれ!」「早くやれ!」というタイプ。
昨日は なぜか早いご帰宅。娘が 間違い直しをしていないことを 聞くやいなや、
「すぐに直しなさい。今すぐ!ちゃんとやらないんなら、もう教材は買わない」
カミナリ どどーん

娘は 意見を押し付けられるのが きらいなので、ページを破り捨てて 大泣き。
夫が「自分にまかせてほしい」ということだったので、見守りました。
泣いて、泣き止んで、少し 元気が出た娘は、やぶいたページを拾ってきて テープで貼り始めました。
少しして、夫も テープを持ってきて、一緒に 貼りなおしました。
ぐちゃぐちゃページが 元に戻った頃には、すっかり 仲直り。
二人で 間違い直しをして、めでたし、めでたし。お風呂に入って寝ました。
私は 夫婦は 子育て観が違っていても いいと思っています。
私は どちらかというと 子どもに合わせるタイプ。
夫は どちらかというと 子どもを従わせるタイプ。
正反対です。娘は それぞれと関わりながら それぞれへの対応を学んでいきます。
それにね。
方法は違っていても、どちらも「子どもを良くしたい」という思いは一緒だから。
夫婦が お互いの正しさを主張し始めると、それこそ 険悪になります。
○○心理学が正しくて ○○心理学は まちがい、とか、自己流子育ては ダメ、とか。
正しさの押し付け合いになることが、一番 子どもにとっては 混乱を招くんじゃないかな、と私は感じています。
娘は、パパとママの「正しさの好み」がちがっていても、子どもなりに受け止めてくれているみたいです。
