将来のビジョンについて 考える機会が多くなりました。

私ね、将来的には 全国に 子育てを学べる場所を作りたいの。
学ぶ、というと知識を吸収するように感じられるかもしれないけど、それだけでなくて 自分を成長させる場所、をイメージしています。
子育てをしていると、過去の感情が浮き上がってきたり、自分の課題が否応なしに突きつけられたりします。たとえばね。
子どもの話を聞きたいけど、うっとうしくなる。
ほめたいけど、ほめようとすると 心がもやもやする。
叱りたいけど、つい怒ってしまう。
うまくいかないことに 向き合おうとすると、自分の価値観や感情と向き合うことになります。
改善しようと思ったら、子どもを変えるのではなく、自分を変えていく、ということが腑に落ちてきます。
だからこそ、子育ては自分自身も成長できる機会。
「この子に会えてよかった!」そんなママをたくさん増やしていきたい。
同時に 講師の養成もしていきたいと思っています。
教えるってことは、自分の言葉で話さなくてはいけなし、より自分と向き合うことだから、大変だけどねん。
それを乗り越えて、たくさんのママたちをサポートしたい、という人を増やしていきたい。
講師にならないで、学んだことをアレンジして 自分の子育て法を立ち上げる人がいてもいいねん。
子育てを教えるときに 大事なことがあります。
それは、自分の体験を押し付けないこと。
つらい思いをした人ほど、自分のやり方や価値観に こだわる傾向があります。
自分自身の歩んできた過去から 離れられないと、視点やものの見方に偏りが出ます。
ご相談を受けるとき、批判・否定しがら話を聞いていたら、ママたちは学ぶ前に 耳も心も閉じちゃうよねん。
それからね、目的。何のためにママたちをサポートしていきたいのか、です。
一見、「人のために」と行動していても 実は 自分のためにやっている場合があります。
それは「人の役に立つことで 自分を満たしたい」という思い。
それが 悪いことだ、というわけではなくて、そういう思いがある、と知っておくことが大事なの。
知らないでいると、何が起きるかというとね。
「役に立ちたい」というニーズ(心の欲求)に振り回されます。
相手の方が 自分の期待通りに動かなかったり、成果が出なかったりすると 心がもやもやしてきます。
ドロリと出てくるのが「あんなに やってあげたのに・・・」という思いです。
で、クライアントさまを 自分の思い通りに コントロールしたくなったり、自分の力不足を責めたり。
また、たまにですが、相談をしたセラピストに振り回された、という話をお聞きします。
セラピスト自身が持っている、自分自身への無価値観(自分は価値がない人間だ)が 根っこにあることが多いかな。
セラピストは、定期的に自分をメンテナンスしないとだめですよん(と、私は思います)。
メンテナンス、というのは 自分と向き合うことです。
セラピスト自身も セッションを受けて、自分の課題と向き合い続けていくこと。
自分の中を開いて見ることができないと、他人の内面を見ることはむずかしいです。
客観的に自分の状態を見ることができないと、他人の内面に自分を投影してしまいますからねん。
というわけで、長くなりましたが 来年から再来年にかけて 仕事の仕方を変えていく時期だなあと感じています。
書いていると、なんとなく 整理されていくなあ。
もっとわかりやすく、伝えるためには、もう少しアウトプットが必要かな。
いつもご覧くださってありがとうございます。
ご覧くださる方がいて、ブログを続けていくことがでいます。