
私のココロが 一番便秘だったのは、妊娠中~娘の乳幼児期です。
以前、楽しかったことが ぜんぜん 楽しくなくなっちゃったの。
なんでかな~と 思ったら、がまんに がまんを 重ねちゃったからかな、と今振り返ってみて思います。
その根っこには、べきべきベッキーが 潜んでました。
べきべきベッキーっていうのは、「~するべき」という思考ねん。
お仲間に、ねばねばママ「~せねば」もあります。
「ママだから、子どもと 一日中 遊ばねばならぬ」
「ママだから、家事を きちんとするべきだ(だけどできない。私はなんてダメなんだ)」
「自分の時間がほしい。でも、主婦は お金を稼いでいないから、そんなことを思うべきではない」
などなど。ね。
べきべき、ねばねば~~っとすると、自分の感情に 焦点が合わなくなります。
自分より 他人。自分より 常識。自分より べきねば。
さらに、私は「言わなくても わかって~~」と 念じることに エネルギーを使っていました。
「べき」「ねば」に縛られていたので 家族に サポートをしてもらいたくても 言えなかったんですね。
あのころに戻れたら、こんなことを 言ってみたい。
「へとへとだから、1時間ぐらい寝たい。その間、子どもを見ていてほしい」
「子育てが忙しくて 手が回らないので、掃除を手伝ってほしい」
「たまに 自分一人の時間が ほしい。本屋さんに 行ってきます」
当時は、そんなことを 言ったら、きっと ママ失格になるだろう
…と、ひたすら ココロを麻痺させることで 乗り切ってきました。
完璧なママにならなくちゃ、ちゃんと子どもを育てなくちゃ、と 孤軍奮闘していたのだと思います。
今は、ずいぶんラクになったなあ。
ベッキーもネバネバ~も ずいぶん 減りました。
子育ては、私の中のたくさんの「べき」「ねば」に気づかせてくれました。
子育てに向き合うと、自分が見えてきます。
だから、子育ては自分育てなんですね~
