体の声に耳を澄ます | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

明日は娘のリクエストで「おおかみこどもの雨と雪」を観に行きます。

安く済ませるため、8時半の上映に行く予定です。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく
(おおかみこどもの雨と雪HPより)

早くお布団に入ったのに、娘が寝つけない様子です。

「あ~~~。ドキドキする。あ~~。気持ち悪い」

え!?気持ち悪い?どの辺が?

「おなかの上の方。ドキドキちゃんと はずかしがり屋ちゃんがいるの。」


ドキドキちゃんを 娘のお腹から取り出して 私の手の上に乗せました。何て言ってる?

「ドキドキしちゃって、ごめんなさ~い☆って 言ってる。」

はずかしがり屋ちゃんを 私の手の上に乗せました。何て言ってる?

「はずかしくて 何もしゃべんない。気持ち悪いって。うつむいてる。」

そうやって話して 少しした後、娘が 言いました。

「…あ、抜けた。ドキドキが抜けたよ。」

感情は 気づいて 感じてあげると 抜けやすくなります。

まもなく 寝息が聞こえてきました。


この方法は 心理学的な療法「フォーカシング」の変型判です。

フォーカシングっていうのは、言葉にならない感覚を 物体化して 感じる方法。

痛い痛いの 飛んで行け~♪と 原理は同じです。

大人だと 体の声より 思考の声の方をキャッチしやすくなってるので、むずかしい場合もあるんだけどねん。

娘は 小さい頃からやっているので すぐに 自分の体の感覚に アクセスできるようです。

うらやましい。

体の声が聞けると ココロの声も 聴きやすくなります。