「セミナーに行くと”ステージが上がる””ステージが低い”という言葉を聞きます。
なんだかモヤモヤするのですが、ステージって何ですか?」
クライアントのMさんが、こんな話をしていました。

そうですね~、ステージって何でしょう?ごめんね、私も よくわかりません

ただ、私自身が さまざまな個人セッションを受けてくる中で
「あのときは 言われたことの意味が わからなかったけど、今は わかる」
ということは あるかなぁ。
たとえばね、「自分を愛する」という言葉。
「愛する」って くすぐったいというか、正直 意味不明だったのですが、今は わかります。(言葉にするのはむずかしいけど)
それが「ステージが上がる」ってことかな。
自分の中の「段階・ステップ」みたいなものが「ステージ」なのかな、と 私は とらえています。
でも「あの人はステージが低い」っていうのは どうなんでしょうねえ…

「あなたも 私のステージまで 上がってらっしゃい、おほほほほ~

と おっしゃる方がいたとしたら、とても「ステージが高い人」とは思えないなあ。
人をジャッジして、見下して 見てるもん。
「ステージ」という言葉を 優劣の比較に使ってしまうと、そこに パラドックスが起きます。
人生の「ステージ」は 自分の中の ステップ。
人と比べるものじゃないし、ましてや 上から目線で 人を判断する基準にするのは、あんまり気持ちのよいものではないよねん。
お答えになっているかしら?Mさん☆