算数が得意な子は、言葉を目をきたえる! | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

娘は「チャレンジ」という教材で 家庭学習をしています。

先日、難易度が高い問題集の お試し教材が来ていたので、娘に与えてみました。

算数の問題でしたが、大人の私が「考えるのがめんどう…」と感じる フクザツさ。

娘は クイズでも解くように、楽しそうに 取り組んでました。


教師時代も つくづく思ったのですが、すべての勉強に通じるのは「読解力」です。

読む力がないと 算数も理科も社会も 問題が解けません。

問われていることが わからないので、答えに行きつかないのですねん。

どの勉強も、ある程度の 言語感覚が問われます。


さらに、得手不得手が出やすい 算数は、視覚的な要素があります。

パズルみたいな感じかな。

書いてある文章題を 図や記号で表せる子は、得意です。

増えた・減った、だけでなく、全体像(全体の量)が見えることが 大事。

式や計算って、問題を数字や記号で翻訳する作業なのです。

優位感覚で、視覚が強い子は 算数が得意だと思います。


算数が 苦手な子は、具体的なものを使うのがいいですね。

実際に 物を用意して 動かしながら考えると、わかりいやすいです。

分野にもよりますが、時計とか、卵の10個入りパックとか。

そこから だんだんと思考を抽象化して、記号や数直線で 描けるようになるのですねん。


話は変わりますが、理系&視覚系の人の特徴に、先に答えが見える、という特徴があります。

仮定であったり、おおよそのイメージだけど、先に なんとなく 答えがわかってしまうとのこと。

ふつうは 計算をしたり、考えたりする先に 答えが出ますが、プロセスが反対なんですね。

予想した答えに対して 裏付けをしていく、という過程をたどります。

うちの夫が このタイプです。


コーチングの優位感覚は、学習するときの特性を見るのに とても役立ちます。

優位感覚とは、触覚・目・耳・言語の 何から 主に 情報を得ているか?です。

そして、優位感覚は 固定ではなく、鍛えることで 変わると感じています。

私の小さいころのことを思い出すと、おそらく 触覚・視覚が優位でした。

うまく言いたいことが 言葉にならなくて、黙ってしまうタイプ。

五感を 敏感に感じているタイプ。

でも、本が好きで 読み進め、文章を書くことの楽しさに目覚めた10歳ごろから 言語が発達し、今は 言語感覚が強いですね。

触覚は ずいぶん退化してしまったので、今 きたえているところです。

子どもに勉強を教えるときに、優位感覚を知っておくと、役立ちますよ。

さて、子どもの学校に 読み聞かせに行ってきます!