怒っても、子どもが話を聞いてくれないとき | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

前回の記事で「叱られているのに 笑うのは、こわいのを感じなくするため」と書きました。

でも、全部ではないですよん。

2歳児ぐらいまでは ちょっと ちがう要素もあります。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

娘が1歳の頃、食べ物をぐちゃぐちゃにして ポイッと投げる癖がありました。

私が「きゃ~ビックリマーク」と びっくりしていると、ますます ポイポイ投げます。

顔を見ると 楽しそう。笑っています。

そんなときは こわいのではなく、お母さんが ふだんと違う様子なのが おもしろいのですね。

ポイポイ投げる右矢印お母さんが キャービックリマークと反応するor怒る右矢印おもしろい!!

単純にこれだけです。

まだ「困っている」「あわてている」という気持ちが いまいち 伝わらないのねん。


そういったときは、子どもは ママの感情の波に反応しているだけだから、黙々と対応。

ポイポイ投げだしたら、

丸食べ物を 大切にしてほしいなあ、と思うならば、「食べないなら、下げますね」と 持っていく。

丸食べ方を教えたいなら「こんなふうに食べようね」とやってみせる。

丸見守りたいなら、下に新聞紙を敷いて 自由に食べさせて みる。

丸投げられるのが苦痛ならば、食器は 手の届かないところに置いて ママが食べさせるのもあり。

どれでもいいですね。自分自身とお子さんに合っている方法であればいいのです☆


ちなみに 私はね、上のどの方法を 全部やってみましたが ダメでした。

もともと食が細くて、じっとしているのが苦手な娘。

椅子に座っていること自体 ムリで 抜け出しちゃうし、食べ物は わざと 落とすし…。

このままじゃ、離乳食の時間が 苦痛になっちゃう…汗

そこで、歩きだしちゃったら、それを 追いかけて食べさせることに していました。

育児書を見ると この方法を肯定している本は ひとつもないと思います。

でも、そうやって 食べさせないと、まったく食べなかったの 汗

不快に思われた方、ごめんなさい。

優先順位が「しつけ < 食べさせる」でした。

今娘は7歳ですが、3歳過ぎてから ちゃんと座って食べられるように なりましたヨ。


どの方法が よい・悪いでは ないのです。

自分は どうしたいのか、ですね。

育児書と同じでなくていい。自分が大切にしたいものを 大切にしてよいのだと、私は思っています。