
「私は、ふだんあまり怒ったりしないんですが、子どもに対しては つい 怒ってしまいます」
そんなご相談をよく受けます。
人は安心・安全な場所では 感情が出やすいんです(*^_^*)
笑っても 泣いても 怒ってもいい、そう思えるときって、体も心もゆるんでいるときなんですね。
私、教師のときは あんまり 怒ったことがなかったのね。
怒らなくても 子どもたちが 十分 頑張ってくれた、ってこともあったけど。
年に数回ですが、怒るときは 半分演技で、意図的に 冷静に プンプンしてました。
でも、残念なことに 娘には 本気で 腹が立つときが あります(T_T)
娘は、私にとって 安心・安全な人だからなのでしょう。
どんなに怒ったって、イライラをぶつけたって、ずっと好きでいてくれる。
娘の懐の深さに 甘えてるのねん、きっと。
怒りの根っこは、ほとんどが 悲しい・不安・むなしい、といったもの。
忙しかったりすると、それを 味わう暇もなく、怒りに変わってしまいます。
寝顔を見ながら「ごめんね~(/_;)」なんて日もありますが、そんな自分も励ましていこうね。
残念だけど、完璧な母親にはなれない。そんな自分も 認めていこうね。
自分を責めてしまうとしたら、どこかで「本当は 理想の母親になれるはず。努力が足りないからだ」と思っているからかもしれません。
確かにね、努力で何とかなることもあるけれど…。
自分なりに 努力していても、うまくいかないから つらいんだよね。
今 どうにもならず、理想と比較して 苦しんでいる自分を よしよしするほうが先かなあ。
それは 自分を甘やかすことじゃないですよ。
すてきな自分も いまいちな自分も、自分だと認めること。
そうやって 自分をまるごと受け止めていくと、心がやわらかくなって 子育てが楽になります。
理想の母親にならなくても、ちゃんと子どもは育つから大丈夫。
いっしょに ふんばっていこ~
