加藤被告の弁護士の主張は どんなもんでしょう? | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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秋葉原連続殺傷事件の判決が出ましたね。

その中で、加藤被告の弁護士は

「不適切な教育を受けて 感情をまひさせてしまい、掲示板に依存したことも考慮すべきだ」

と 母親の養育との関わりを 持ち出していました。

それを聞くと、すこし フクザツな気分です。

加藤被告の子どもの頃の話を耳にすると、たぶん それは 真実なのだと思います。

「しつけ」という「体罰」で、体もココロも 傷つけられたのだと。

でもさ。それって 刑を軽減する要素になるのかな?

私のクライアントさんの中には、子どもの頃 もっと大変で 理不尽な目にあってきた人も たくさんいます。

今 殺人を犯しているかというと、そんなことは まったく ありません。

自分と向き合いながら、みな 胸を張って まっとうに 気高く生きています。

子どもの成長と 母親の子育てのかかわりは 大きいけれど、私たちは 自分の人生を 選ぶことができるのねん。

ほんとは。

たまに、

「うちの子が、将来 加害者になったらどうしよう」

「私の子育てが 失敗だったらどうしよう」

という声を聞きます。

大丈夫ビックリマーク

子どもは 自分で 自分の人生を切り開く力があるはずだから。

たとえ、人生 まちがった方向に行く時期があったとしても、どこかで気づいて 自分で 軌道修正する力が あるはずだから。

親として、私たちは 今 できることを 精一杯やるしかないのねん。

それで いいのねん。

というわけで、弁護士の主張には ケッて思いましたですよ。