ニーチェの遠近法とやら | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ニーチェの言う遠近法。

絵の遠近法だと 遠いものは 小さく、近いものは大きく見えるでしょう?

それと同じで、自分に関連が深いものは 大きく重大に見える。

自分とは あまり関連性がないものは、小さく 軽い出来事に見える。

のだそうです~。

つまり、人によって ものごとの 見え方は それぞれ、ということ。

コーチングでいう「人は見たいように見、聞きたいように聞く」と同じです。


たとえばね~。「専業主婦」っていうワードがあります。

私が 仕事を辞めるときの 周りの方のコメントが ちがっていて興味深かったです。

・いいな~、三食昼寝付でしょう?うらやましい。

・家に一日中いるのは、退屈じゃない?

・やっと仕事を辞めたのね。女は外で働くべきじゃない。家にいなさい。

・収入が減るね。

・女の幸せって 感じね!

同じ事柄(専業主婦)について 話しているのに、全然 見方が違いますね~。

どれが 正しいというわけではなくて、見たいように 見てるだけなのねん。

事実は、「私が仕事を辞めて 専業主婦になった」。

とらえ方は 人によって さまざま。

自分と見方がちがうからって、いちいち 腹を立てるのは エネルギーのムダなのねん。

(いや、腹が立つことも 多々ありますが…汗

ニーチェは、今から150年以上前に 活躍した人。

すごいなあ、そのころから こういう思想があったんですね。

哲学って むずかしい感じがしますが、学ぶのは おもしろいかもしれませんねドキドキ