絵の遠近法だと 遠いものは 小さく、近いものは大きく見えるでしょう?
それと同じで、自分に関連が深いものは 大きく重大に見える。
自分とは あまり関連性がないものは、小さく 軽い出来事に見える。
のだそうです~。
つまり、人によって ものごとの 見え方は それぞれ、ということ。
コーチングでいう「人は見たいように見、聞きたいように聞く」と同じです。
たとえばね~。「専業主婦」っていうワードがあります。
私が 仕事を辞めるときの 周りの方のコメントが ちがっていて興味深かったです。
・いいな~、三食昼寝付でしょう?うらやましい。
・家に一日中いるのは、退屈じゃない?
・やっと仕事を辞めたのね。女は外で働くべきじゃない。家にいなさい。
・収入が減るね。
・女の幸せって 感じね!
同じ事柄(専業主婦)について 話しているのに、全然 見方が違いますね~。
どれが 正しいというわけではなくて、見たいように 見てるだけなのねん。
事実は、「私が仕事を辞めて 専業主婦になった」。
とらえ方は 人によって さまざま。
自分と見方がちがうからって、いちいち 腹を立てるのは エネルギーのムダなのねん。
(いや、腹が立つことも 多々ありますが…

ニーチェは、今から150年以上前に 活躍した人。
すごいなあ、そのころから こういう思想があったんですね。
哲学って むずかしい感じがしますが、学ぶのは おもしろいかもしれませんね
