子どものやる気スイッチを押すために | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

娘は 今、ピアノの発表会に向けて 練習をしています。

少し ハードルが高い曲に チャレンジしているため、娘のやる気は 上がったり、下がったりです。

そんなときは、娘の「価値」を 見つけて、つついてあげると、うまく進みます。


「価値」っていうのは、コーチング用語なの。

価値観ではなくて、簡単に言うと ワクワクウキウキすることです。

娘の場合の とても大きな「価値」は、「想像する」です。

昔から 空想することが大好きで、言葉がしゃべれないころから ごっこ遊びや 想像遊びをしていました。

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(c) ひろみ写真素材 PIXTA


ピアノの練習に応用するときは、ここを コンサート会場だと仮定するんです。

「みっちゃん、お客様が来たよ」

「まだ、練習中だから ロビーで待っていてもらって」

架空のお客様(たいていポケモン)のために 一生懸命 練習します。

「はい、本番です。エントリーナンバー1番。みつきさん。曲は○○です」

と アナウンスすれば、そこはもう ステージです。

私は、付き人から 観客のポケモンから アナウンスまでやらなくてはいけなくて、大変。

でも、娘の 楽しそうな様子を見ると、これが一番 私もラクなんです。

何曲か演奏すると、サイン会や握手会もあります(笑)

「は~い、みなさ~ん。今から握手会が始まりますよ。並んでくださ~い」

娘は 観客のみなさまのところにいって 握手してきます。

そんなこんなで 長いときは1時間ぐらい ピアノの練習をします。

子どもが1人しかいないから できることかも、なんて思うけどね。ぜいたくな時間です。


子どものやる気スイッチを押したいとき、コーチングには たくさんの視点があります。

優位感覚、タイプ分け、価値、ニーズ 感情の扱い方 ビリーフ…

いろんな視点から見ていくと、子どもが どんなときに 自分から動くのか、どんなとき心が暴れるのかが わかってきます。

これらは、今作っている 新しいメールセミナーに書く予定です。

自分を知ること。子どもを知ること。

理解することで 見えてくるものが たくさんありますネ。