
さて、個別セッションで お話をお聞きしていると、他人の感情を 感じやすいタイプの方が いらっしゃいます。
たとえば、とても仲良しで ココロの距離が近すぎる人、母親や仲の良い友人が多いかな~。
その人の 感情を 拾ってしまい、自分のことのように 感じて悩んでいます。
その感情は 本当に あなたのものなの??
よ~く 味わってみると、自分のものじゃなかったりします。
心理学では、自分と他人との間には「境界線」という見えない線を引きます。
その境界線を お互いに超えてしまっているの。
お互いが お互いに中に入り込んでしまっている状態です。
一心同体のようになっている状態ですね。
こういう人もいますよん。
大勢の中にいると 疲れる人。
こういうタイプの人も 他人の思いを もらってきやすい人が多いなあと思います。
周りの人が 何を 求めているだろう。
周りの人に どう ふるまえばいいのだろう。
自分は どんなふうに 見られているのだろう。
半分 妄想の部分も入りつつ、軸が 他人になってしまっているのねん。
自分がどうしたいか、ではなく、相手がどう感じているのかが 優先になっていると、とても疲れます。
私は、今でも 大人数の場は苦手なのですが、昔に比べると ぐっと疲れなくなりました。
たぶん、他人の思いを 読みすぎたり、喜ばせなくてはいけない、と思わなくなったからかな、と感じます。
人の思いを もらってきやすい人は まず 味わってみるのがおすすめ

今 心にある このもやもやは 誰の感情?
今 誰かの 期待にこたえようと がんばってる?
自分のココロの声を聴き、対話することが 境界線を作るためのスタートです。