エイズって何?子どもの疑問に答える1 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ブログのヘッダーを替えたことで、パソコンユーザーの方々から たくさんメッセージをいただきました。

好評でうれしいです!ありがとうございます。

でもね。写真=実物では ごぜいませんです。すみませんっあせる

プロのメイクさんにヘアメイクしていただき、さらに画像を加工していただいておりますのよん。

お会いする機会がありましたら、その点お含みおきくださいませ~ドキドキ 40歳のおばはんです。


さて、先日、エイズ(HIV/AIDS)の感染者の増加が記事になっていました。

vanillaさんmiriさんの記事を拝見しても 大人が現状について知ること、子どもに伝えることが 大事だと感じます。

以下は、私が 教員をしていたころの書いていたブログから コピペです。

娘が インフルエンザになり 在宅。

ありがたいことに ヒジョーに元気で汗仕事が進みません。

手抜きでございます~…が、何かの形で お役にたてたら幸いです☆

文は10年以上前に書いたものなので、ちょっと 文体が違います。読みにくかったらごめんなさいドキドキ


エイズってなに? ~子どもの疑問に答える~

エイズについて,親子で話し合ったことはあるだろうか。

私自身を振り返ってみる。

エイズを含め,性に関する話題は家庭ではタブーであった。

年々過激になるベッドシーンが テレビに映るないなや,父が「なんだこれ!教育上悪い!!」とチャンネルを変える。

一見,厳格な父親を装っているようにみえるが,心の中では「チッ」と舌打ち,名残惜しさでいっぱいなのが見て取れる。

エッチなことって,大人にとっては興味シンシンな代物なのだなぁ,というのが子ども心に感じたことだ。

大人になって思うのは,「性」は身近にあるもので特別なものではないと言うことだ。

父親の世代に比べ,性に関する情報が豊富だったし,教育にも多少取り入れられており 昔ほど抑圧された位置にないからだろうか。

でも,やっぱり,子どもに聞かれたときにどんなふうに答えるか・・・

それは 難しい問題だ。

専門用語を多用し,むずかしくオブラートに包む?

軽く「特別なことじゃないのよぉ。」と余裕をかまし 煙に巻く?

いやいや,やっぱ真摯な態度で臨まなくちゃいけないなぁ。

私の一言が 性のイメージを決めたり,変えたりしてしまうかもしれない。


その日は,突然来た。

「先生,「性交」って何ですか?」

6年生の男の子が聞いた。

エイズに関するポスターが貼ってあったのだ。

彼は典型的な優等生だ。ウカツな返事はできない。

でも,私が恥ずかしがったり,間を空けて答えたりすると,エイズが 「エッチでハズカシくてヘンなこと」になってしまうかも…

そう思った私は,「セックス」とクールに答えた・・・つもりだった。

「うわーーーーーー,聞かなきゃよかったあああ。」

彼は 雄叫びをあげて 一目散に逃げていった。

失敗した。ごめんなさい。スミマセン。先生失格です。

もっと,余裕を持って きちんと答えなければいけなかった。

ちょうどその頃,養護教諭(保健の先生)がエイズの授業を行っていた。

「先生,エイズ教育のときに セックスについて どういうふうに教えるんですか?」

率直に聞いてみた。

「セックスは動物なら誰でもする行為だということ。

でも,人間が他の動物とちがうのは,そこに愛情があること。」

ということを これまた率直に真剣に話すのだそうだ。

そっか・・・。

そこで,エイズに関する冊子をお借りした。

財団法人エイズ予防財団が企画・監修した「エイズについて子どもと話そう」である。

事例が具体的でわかりやすい。


ここからは 年齢に応じて 子どもたちにどんなふうに話したらよいのかについて 書いていきます。

いかんせん長くなるので、明日の記事にて☆