娘が 台所で 何かやったようです。
「どうした~?」
と 声をかけると、
「みつきは、大丈夫だよ。
お酒の瓶を けとばしちゃった」
という 返事が返ってきました。
あ~、置きっぱなしにしちゃったんだった。ごめん

同時に、子どもの頃を思い出しました。
私が 小さいときは、まず 怒られるのがこわい、という気持ちが 先に立ちました。
ものすごく 言葉を 選んでしまったように思います。
考えすぎて、黙りこくっていたことを 覚えています。
なんて言ったら 怒られなくて済むか ばかりを 考えていました。
娘が 単純に 今ある事実だけを 伝えてきたこと。
最初に、自分は ケガがなかったことを 教えてくれたこと。
私との関係を 肯定してもらったような気がしました。
なんだか うれしいな~

大人になるにつれて、思考が 複雑になります。
自分を守るため。
他人を傷つけないため。
自分の本当の姿を知られないため。
いろんなことが フィルターになって、ものすごく 面倒くさくなります。
子どものときは、きっと みんな単純だったのでしょう。
コーチングを学んでから、私の目標のひとつは シンプルな会話です。
めんどくさ~

それができたら、生き方も シンプルになるような 気がしています。