夫がケガをしているので、しょうがなく 私が出ました。
私は、団体競技が 超 苦手なんですね。
心の中をのぞいたら、
「迷惑をかけたらどうしよう」
「うまくできなかったら、はずかしい」
という つぶやきが聞こえてきました。
自分の心に、そうだね~、と 相づちを打ったら、少し ラクになりました

クラスのママさんたちは、楽しい方が多いです。
「やるぞっ、オー!」「イェーイ!!」
みんなで 声をそろえて 歓声を上げています。
私は、ぼーっとしているタイプなので、とっさに そのテンションに ついていけません。
テンション、というか、リズムですね。
私の心のリズムとは ちょっと ちがっているので、声が出ないみたい。
音楽に たとえるなら、リズム打ちかな~。
曲が ママさんたち。打楽器が私。
曲にあわせて、リズムを 打とうと思うんだけど、うまくタイミングが合わない感じ。
合わせるためには 少し 時間をかけて その曲に 慣れる必要があります。
でも、慣れた頃には もう 曲が終わっていて、あ~…

思春期は、それが とてもコンプレックスでした。
なんで 私は すぐにテンションを上げられないんだろ~。

暗い女だと思われたら、イヤだな~。

今日 久しぶりに そんなシチュエーションになって 昔のことを思い出しました。
でも、今は 心が ザワザワしませんでした。
別に、テンションを合わせなくても、十分 彼女たちから 元気をいただけるし、楽しい。
私は、彼女たちの 楽しそうな様子を ニコニコと 見ていたいな、と 思いました。
楽になったのは、私の 何が変わったんだろう?と 考えてみました。
気持ちの矢印が 変わったことがわかりました。
思春期は、心の矢印が 外を向いていました。
周りの人は、どう思うだろう?
周りの人は、どう評価するだろう?
それで 心がいっぱい、いっぱい。はりさけそう。
今は、心の矢印が 内側を向いています。
私は、何を感じているのだろう?
私は、どうしたいのだろう?
視点が変わると、心のつぶやきが 変わるんですね。
心の声が聞こえると、グラグラせずに 自分がどうしたいのかを「決める」ことができます。
この「決める」ことが 大事ですね~

「これでいいのだ

と 自分なりの落としどころを 見つける感じかしら。
またひとつ、生きるのが ラクになってきているな~とわかって、ちょっとうれしいできごとでした。