まわりのテンションに合わせられない★心の声 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

娘の運動会は、親が出る競技が2つもあります。

夫がケガをしているので、しょうがなく 私が出ました。

私は、団体競技が 超 苦手なんですね。

心の中をのぞいたら、

「迷惑をかけたらどうしよう」

「うまくできなかったら、はずかしい」

という つぶやきが聞こえてきました。

自分の心に、そうだね~、と 相づちを打ったら、少し ラクになりましたドキドキ


クラスのママさんたちは、楽しい方が多いです。

「やるぞっ、オー!」「イェーイ!!」

みんなで 声をそろえて 歓声を上げています。

私は、ぼーっとしているタイプなので、とっさに そのテンションに ついていけません。

テンション、というか、リズムですね。

私の心のリズムとは ちょっと ちがっているので、声が出ないみたい。

音楽に たとえるなら、リズム打ちかな~。

曲が ママさんたち。打楽器が私。

曲にあわせて、リズムを 打とうと思うんだけど、うまくタイミングが合わない感じ。

合わせるためには 少し 時間をかけて その曲に 慣れる必要があります。

でも、慣れた頃には もう 曲が終わっていて、あ~…汗みたいな。

思春期は、それが とてもコンプレックスでした。

なんで 私は すぐにテンションを上げられないんだろ~。ダウン

暗い女だと思われたら、イヤだな~。ダウン


今日 久しぶりに そんなシチュエーションになって 昔のことを思い出しました。

でも、今は 心が ザワザワしませんでした。

別に、テンションを合わせなくても、十分 彼女たちから 元気をいただけるし、楽しい。

私は、彼女たちの 楽しそうな様子を ニコニコと 見ていたいな、と 思いました。


楽になったのは、私の 何が変わったんだろう?と 考えてみました。

気持ちの矢印が 変わったことがわかりました。

思春期は、心の矢印が 外を向いていました。

周りの人は、どう思うだろう?

周りの人は、どう評価するだろう?


それで 心がいっぱい、いっぱい。はりさけそう。

今は、心の矢印が 内側を向いています。

私は、何を感じているのだろう?

私は、どうしたいのだろう?


視点が変わると、心のつぶやきが 変わるんですね。


心の声が聞こえると、グラグラせずに 自分がどうしたいのかを「決める」ことができます。

この「決める」ことが 大事ですね~ドキドキ

「これでいいのだビックリマーク

と 自分なりの落としどころを 見つける感じかしら。

またひとつ、生きるのが ラクになってきているな~とわかって、ちょっとうれしいできごとでした。