しゃべり出しスイッチ★優位感覚 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

昨日は運動会。

お弁当の時間に、近所のSくんに 話しかけました。

「Sくん、かけっこ 速かったねえ~!」

Sくん、しら~んぷり。

聞こえたては いるんだと思うけど…。

Sくんママが、

「ごめんね。はずかしいみたいで汗

と フォローしてくれました。

大丈夫音譜

私は Sくんのしゃべり出しスイッチを知っています。フフフフフにやり

Sくんは、触覚系の子なので スキンシップ

さわってあげると、安心して話し出します。

帰り際、また Sくんに話しかけました。

「Sくん、リレー速かったね!」

腰をかがめて 目線をあわせ、Sくんの腰に 手を回しました。

Sくん、堰を切ったように ベラベラ話し出しました。

「一番だったよ!

 かけっこもリレーも、一番だよ。」

話し出したら 止まらない。かわい~!


私は、幼児は 大人に比べて 触覚が強いように 感じます

触覚が強い、というのは、感覚的に 生きているということ。

快・不快。

考えるより、感じる。


だから、笑顔やスキンシップを大切にすれば、親密度アップアップ

(ただし、いろんな触覚系の子がいるので、よ~くその子を 見ることが大事ですヨ☆

 触覚系の子は、人見知りも多いそうです。)


私の特技は、小さい子を 手なずける と仲良くなること。

まず、目線を合わせて にっこりとし、しばらく 波長を合わせます。

波長が合ったな~と思ったら、さりげなく 隣に行き、少しずつ 距離を 縮めます。

安心感が伝わってきたら、スキンシップしながら 遊びます。

人見知りで … というお子さんも、たいてい これだけで、十中八九 仲良しこよしですドキドキ

教員時代に 身につけたワザですね。


で、ですね。

「うちの子、しゃべらなくて~。話してもらうには どうしたらいい?」

というときは、たいてい

私の聞きたいことを 教えてくれなくて~

という 意味だったりします。

親が 聞きたいことを 聞く前に、こどもが 話したいことを聞く方が 先ですねドキドキ

お子さんの しゃべり出しスイッチって、なんでしょうね~ラブラブ

ひょっとしたら、親にとっては ”くだらない””つまらない””興味ない”ことかもしれません。

ポケモン、とか プリキュアとか ゲームとか。ね。

でも、そういったことにも 耳を傾けてこそ、こどもが いろいろな話を し始めるんじゃないかな~。

なんて 思ったりします。

まずは、やっぱり とことん聞く!が スタートなんですね。

こどもは 話したいことを ぜ~んぶ話してからじゃないと、親の聞きたいことは 話さないですから。