お弁当の時間に、近所のSくんに 話しかけました。
「Sくん、かけっこ 速かったねえ~!」
Sくん、しら~んぷり。
聞こえたては いるんだと思うけど…。
Sくんママが、
「ごめんね。はずかしいみたいで」
と フォローしてくれました。
大丈夫。
私は Sくんのしゃべり出しスイッチを知っています。フフフフフ
Sくんは、触覚系の子なので スキンシップ。
さわってあげると、安心して話し出します。
帰り際、また Sくんに話しかけました。
「Sくん、リレー速かったね!」
腰をかがめて 目線をあわせ、Sくんの腰に 手を回しました。
Sくん、堰を切ったように ベラベラ話し出しました。
「一番だったよ!
かけっこもリレーも、一番だよ。」
話し出したら 止まらない。かわい~!
私は、幼児は 大人に比べて 触覚が強いように 感じます。
触覚が強い、というのは、感覚的に 生きているということ。
快・不快。
考えるより、感じる。
だから、笑顔やスキンシップを大切にすれば、親密度アップ
(ただし、いろんな触覚系の子がいるので、よ~くその子を 見ることが大事ですヨ☆
触覚系の子は、人見知りも多いそうです。)
私の特技は、小さい子
まず、目線を合わせて にっこりとし、しばらく 波長を合わせます。
波長が合ったな~と思ったら、さりげなく 隣に行き、少しずつ 距離を 縮めます。
安心感が伝わってきたら、スキンシップしながら 遊びます。
人見知りで … というお子さんも、たいてい これだけで、十中八九 仲良しこよしです
教員時代に 身につけたワザですね。
で、ですね。
「うちの子、しゃべらなくて~。話してもらうには どうしたらいい?」
というときは、たいてい
「私の聞きたいことを 教えてくれなくて~」
という 意味だったりします。
親が 聞きたいことを 聞く前に、こどもが 話したいことを聞く方が 先ですね
お子さんの しゃべり出しスイッチって、なんでしょうね~
ひょっとしたら、親にとっては ”くだらない””つまらない””興味ない”ことかもしれません。
ポケモン、とか プリキュアとか ゲームとか。ね。
でも、そういったことにも 耳を傾けてこそ、こどもが いろいろな話を し始めるんじゃないかな~。
なんて 思ったりします。
まずは、やっぱり とことん聞く!が スタートなんですね。
こどもは 話したいことを ぜ~んぶ話してからじゃないと、親の聞きたいことは 話さないですから。