子どもは急に止まらない☆叱るとき | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

台所のカウンター越しに 娘の顔が見えました。

「ママ、背が高いでしょう?」

テーブルに乗っているようです。

「お行儀悪いですよ~。危ないから 下りようね~。」

と 話すと、まだ 乗っています汗

敵もさるもの、今度は テーブルに 正座してます。

これなら 危なくないでしょ?って 言いたげな顔。

「みっちゃん、テーブルから 下りてくださいね~むかっ

…下りません。

ムカッむかっと しました。

で、その「ムカッ」を よーく感じてみると、

丸親の言うことを聞くべき!

丸親から 言われたことは、すぐに やるべき!!

と 思っています。

おっとビックリマーク危うく 叱る目的が すりかわるところでした。

私が 娘に 伝えたいのは、「親の言うことは 今すぐ聞くべきだ!」ではありません。

「テーブルから おりてほしい」ということ。

時間はかかっても テーブルからおりてもらえれば それで いいんですね。

(すごく危険なときは、別ですけど。)

できれば、私が無理やり下ろすのではなくて、自分の意思で おりてほしい。


ここで 怒ったら、エネルギー消耗しちゃって もったいないので、

とりあえず、じーっと 待ちました。30秒。← 結構、長い…汗

娘、飽きたようで テーブルからおりました。


子どもは 車と同じ。

急には 止まれないのね。

やめられない、とまらない。

あ、かっぱえびせんとも 同じね。



まあね~、10年後に テーブルに乗ることは まずないでしょうから、

自分の意思で おりられただけ えらい、と しましょう。

娘には、

「ありがとう。自分で おりたんだね」

と 承認しました。

(承認は コーチング用語です。認める…みたいなニュアンスで、ほめるとは 少し違います。)

私は、親の言うことを すぐ聞く子より、自分の意思で 判断する子に なってほしいですから☆


怒りたくなったら

・何に 怒りがわいてきているのかを 感じること

・子どもの成長を 長いスパンで みること


を こころがけてます。

イライラしてると、できないときも あるけどね~にひひ

できない日もあって いいのだ~。できる日を 増やそう~。