
私が受け持ったケースで 3件ありました。
肉とご飯しか 食べない子どもに育っています。
共通していたのが、
・アトピーでもないのに 皮膚がボロボロ
・母親も 野菜が嫌い
ということ。
それって、本当に 子どものため?

これは、2件ありました。
1件は、もっと高度な勉強をさせたいから、ドリルのようなくだらないものに 時間を取られたくない。
もう1件は、家庭で 勉強をさせるなんて、学校の怠慢だ、という意見。
親としての 思いは、強く伝わってきました。
肝心の子どもは、「自分だけ宿題をやらない」ことに対して どう思っているのでしょう?

これは、よくある話ですが 私が出合ったのは 1件でした。
お金に余裕がないわけではないけれど、義務教育だから 払う必要はないという考えでした。
教材費なども払わず、前年まで 担任が立て替えていたようです。
何度も電話をし、全額 支払っていただけることになり、ほっとしました。
(でも、立て替えた 教材費は 返ってこず…)
給食費を払わない子の費用は、払っている人たちから 捻出します。
そのため、デザートの回数が減ったり、お肉の種類が変更になったりします。
お子さんが 知ったら、どんな 思いがするでしょう?

あんな軍隊のようなところに 行かない、と言っているという話でした。
自分も不登校だったから 子どもの気持ちが わかる、とのこと。
それだけ 子どもに 不安を すり込んでいれば、学校に行きたくも なくなるわね…と 少し思いました。
自分の生き方を 子どもを通して 肯定したかったのかな?とも 感じました。
行きたくないから 行かなくてよい… 本当に 幸せ?
全部の話に共通することは、当事者である 子どもの意思が あまり 伝わってこないこと。
「親の思い」で 物事が 動いていること。
一見 子どもの権利を 擁護しているようですが、本当にそうかな?という 疑問。
子どもの人生において、一番よい選択って なんだろ~。
子どもを 幸せにしたい、という思いは 親なら みんな同じはず。
でも、その一生懸命さが ちょっと ちがうような…。うーん。
今日、こちらのブログを 拝見して いろいろと思い出しました。
浅倉ユキ(あな吉)の、ゆるベジごはん
「子どもをベジタリアンに育てたい!」というお悩みについて
有名な料理家の方ですよね。
レシピも大好きで よく参考にさせていただくのですが、私は あな吉さんの 生き方のようなものに 共感しています。
まだ ご存じない方がいらしたら、ぜひ ご覧になってみてねん。