優位感覚★忘備録 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

先日の優位感覚の講座をしたときのことを 書き留めておこうと思います。

全員に共通することではないのですが、傾向として 出てきたことです。

丸触感覚系

・密集して座る

・私が話していている途中に、お隣さんと話し出す

・話が脱線している

・「すごい!」「えらい!」とほめてほしい

・「ほっとしたい」などの 感覚を持っているときに、「~しなさい」と言われるのは、いやだ

・ぐだぐだ説明されるより、まず やらせてほしい

・話し合っていると、話が 違うところへ とんでいく

・一番、テンションが高い

・洋服は、肌触りが一番。

・ふり返りを インタビューしようとしたら、みな一斉に下を向いた(突然、何かを聞かれても すぐに 言葉が出てこない)


丸視覚系

・1日のスケジュールの見通しを たてたのに、それを 勝手に 変更されるのがイヤだ

・サービス業の人が 笑顔でないと、ムカムカする

・気があいそうな人を探すときは、まず 見た目(服やメイクなど)

・勉強のモチベーションを上げたいときは、きれいで かわいい文房具やワークブック

・資料を作成するときは、色やフォントや配置に気を配り、凝りすぎる

・今日のホワイトボードは、字ばかりで 見る気がしない

・キーワードと矢印で 簡潔に書いてもらえたほうが、見やすい

・電話よりメール

・字だけで短いメールは、相手が怒っているのかな?と 感じてしまう(絵文字を入れて!)


丸聴覚系

・お互い、うなずきながら「そうだよね~」と聞いている

・私が話し出すと、椅子を正面に直し、じーっと 聞いている

・メールより電話

・人の話をよく聞いている(でも、悪口はとてもイヤ)

・わからないことは、人に聞く

・話している途中で、中断されるのは イヤ

・何を言っているか、よりも 声のトーンが 気になる

・「がんばったね~」など おだやかに ほめて欲しい


丸言語感覚系

・他の集団の 2倍の人数がいる

・みんな 下を向いて メモしながら話している

・他の集団に比べて、比較的静か

・ホワイトボードへの書き方が そっけない(文が短く、簡潔)

 (なぜか、みなさんへの質問まで 書いてある 笑)

・「的確に」など 他の感覚に比べて、むずかしい言葉が 書いてある

・(自分は 話が長いけど)、相手には 端的に わかりやすく 話してほしい

・「すごい!」などとほめられると、ばかにされた気がする

・箇条書きが好き


おもしろいですね~。4タイプにしか分けてないんですが、全然 違うグループになります。
見ただけで 違うので、目からウロコです。


ただ、これは あくまでも 傾向です。
触覚も 視覚も 聴覚も 言語感覚も、みんな 持っています。

このカテゴリーに 無理やり 当てはめるのではなく、

「自分と 違うタイプの人も いるんだな~」
「こういう 感覚を 持った人も、いるんだな~」


と いう風に 活用してくださいね、受講生の皆さまドキドキ


視点が増えると、人を観察するのが 楽しくなります。

人に合わせた コミュニケーションをするには、まずは ひとりひとりを よ~く見ることです。