ストレスから来る腹痛★子どもにもフォーカシング | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

つづきです。

娘は、ストレスを感じると お腹が痛くなります。

今回も かなり ストレスを感じていたようです。


電車を乗りまちがえる不安 ( 私は 乗り間違え 常習犯…汗)や

どこに 何をしに行くのか よくわからない 不安、

長い時間 電車に乗っていなくてはいけない 不安、などが 入り混じったようです。


しきりに「あ~、ドキドキする。お腹が くすぐったい」と 言っていました。

心の状態が 体に そのまま出ているんですね。


娘に 聞いてみました。

「どの辺が ドキドキするの? お腹のどの辺が くすぐったいの?」


娘の体に 手を当てて、さらに 違和感に フォーカスしていきます。

「このドキドキは、どのくらいの大きさ? お腹のくすぐったいのは どんな形?」

娘は 体の違和感を イメージするのは、得意です。

(でも、できるようになったのは 5歳を過ぎてからかな…)


さらに、聞いてみます。

「胸のドキドキと おなかのコチョコチョは、なんて言ってる?」


「電車を 間違ったらどうしよう、どこまで行くんだろう、ちゃんと駅を見なくちゃ、って言ってるよ

娘は 答えました。

「そっか~。間違ったらどうしよう、って 不安な気持ちなのね。

大丈夫よ~。電車はね、乗りまちがったら 戻ればいいの。」



娘は うなずいたと 同時に、私に 寄りかかってきました。

体いっぱいに 力が入っていたのが、少し 抜けたようです。


体の違和感に 注意を向け 語りかけると、体の状態が変化します。

「痛いの 痛いの とんでいけ~!」も そうですね。

痛みに焦点をあて、それを 飛ばすイメージを します。

傷の痛みは 変わらなくても、なんとなく 痛みが軽くなったような 気持ちになります。


こういった技法を「フォーカシング」と 言います。

カウンセリングの 成功要因を探る研究の中から 生み出されたものです。


私は、日常茶飯事やってます。

肩こりにも 効くときがありますよ。

詳しいやり方は、web上に たくさん載っていますので、検索してみてねドキドキ