外で活発に遊んだ子ほど学習熱心に~ニュースより | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

「外で活発に遊んだ子ほど学習熱心に」というニュースを 読みました。

簡単に内容をご紹介すると、

丸子どものときに 外で遊んだ人ほど、本を読む割合や 大学進学率が 高い

丸外で遊ぶことで、探求心や 知的好奇心を刺激し、学習意欲も 向上させるのではないか。


ということです。


私もそう思います。

教師をしていた頃、成績のいい子=がり勉では ありませんでした。


私は「自学」という宿題を 出していた時期があります。

自分で 宿題の内容を考え、自ら 実践していく方法です。

当時、保護者の受けが 悪い学習方法だったのですが、現在は 形を変えて 評価されているようです。

秋田県式家庭学習ノート―勉強グセと創造力が身につく/主婦の友社

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全国学力テストで 秋田県の小学生が 連続1位になりました。

塾に通っている子どもが 多いわけではないのに、どんな勉強法 で学力を伸ばしてきたのでしょう。

取材をすすめていくうちに注目したのは、「家庭学習ノート」の存在。

多数の小学校で、学校の教科ノートではないノートがありました。

子どもたちは自分で決めた内容で、毎日「家庭学習ノート」に書き込んで勉強しています。

それがただのノートではなかったのです。

苦手克服のために、興味のあることを深く追求するために、情報を整理するために、

それぞれが工夫をして ノートを創っていました。

もちろん、初めから創意工夫が できるわけでもありません。

教師のアドバイスや 家庭での指導、友だちのノートを参考に

徐々に 自分なりのノートを創っていきます。

毎日することで、勉強グセがつき、自分で決めた勉強を 工夫してやることで

創造力がつちかわれていく!

秋田式ノートは、自分で 勉強を進める 宿題です。

このタイプの宿題は、断然 外遊び大好き、友達と遊ぶの大好き!タイプの子が 熱心にやってきます。

いっぱい外で遊んでいるから、勉強に 興味がないわけでは ないんですね。


また、上の説明にもあるように こういった宿題は、最初に 家庭の協力が必要です。

この家庭の協力を 面倒だと考える家庭、おもしろいと 考える家庭、でも、成績に 違いがありました。


面倒だ、と 感じる家庭に 理由を尋ねると、ドリルを宿題にすれば 楽だから。

子どもに 宿題について 相談されることもないし、

わからないことを 調べたいと 頼まれることもないから、とのことでした。


子どもが 興味関心を 持っていることに対して、親がどう対応するか、

その コミュニケーションも 鍵なのかもしれませんね。


ちょっと 話が横にそれましたが、子どもは いろんなことに 興味を持ちます。

特に、年齢が 小さいほど、五感で 感じ、学びます。

外遊びは、子ども時代に 欠かせない、何よりの 学びなのだと感じます。


… うちの娘は、外遊び 苦手なタイプ。(幼稚園では遊んでるみたいだけど)。

自戒をこめて、記事を書きましたです~…。