昨日のEQ講座のときに、私が 何度か 言ったことがあります。
「それは、頭で 考えていますね。」
感情ではなく、思考が出てきているときです。
「夫の帰りが遅い」ときに 感情のコントロールが 難しいとします。
そのとき、
「寝るのが 遅くなってしまうじゃない!」
「早く 帰って来て欲しいのに~」
「子どもの世話を 一人でしなくちゃいけない、もう!」
と 思うことは、感情ではなく 思考です。
心のベクトルを 見ると、自分ではなく 相手に向かっています。
感情を感じるときは、自分に対して ベクトルの向きが向いています。
たとえば、「さみしい」「悲しい」「むなしい」「こわい」といったことが 感情になります。
感情を感じらることのよさは、私は 2つあると思います。
まず、感情は 感じることで 消えていくこと。
「今、何に イライラしているんだろう?」
イライラの元になっている感情に目を向けると、すーっと 小さくなることがあります。
感情は 感じないでためておくと、無意識の中に たまっていって しまいます。
私は、我慢に 我慢を重ねていた時期、あまりに 感情に蓋をしていたせいで、
悲しいこと、つらいことだけでなく、楽しいことすら 感じられなくなったときがありました。
ネガティブな感情は、まず 感じてみます。
気持ちを 感じることは、言い訳することでもなければ、もっと つらくなることでも ありません。
自分を そのまま受け入れることにも つながっていきます。
感じようとしても 感じられないときは、コーチングやカウンセリングを 受けることも
ひとつの方法だと 思います。
次に、感じた気持ちを 表現できること。
自分のいやな気持ちを 伝えたいとき、2つの方法があります。
「もう!けんかするのやめなさい!!」と 相手が行動を 変えることを 要求する方法。
「二人が けんかすると、ママは とっても 悲しい。」と 気持ちを 伝える方法。
人は感情で伝えた方が、伝わりやすいといわれています。
特に、子どもは 言葉より ニュアンスを聞いているので、なおさらです。
なんだか ママが 怒ってるから 自分を守らなくちゃ、と 思うか、
ママが なんか 悲しそう、ごめんね、と 思うか。
そのあとの 子どもの行動が 違ってくるように感じます。
また、自分の気持ちを 口に出すと、自分自身が 癒されるときがあります。
それまで 怒りで いっぱいだったのが、
ふーっと 力が抜けて 涙がどーっと 出てきたこともありました。
★ あなたの心に浮かんだ それ は、感情ですか?思考ですか?
クライアントの方は、私のEQ講座の内容を パーソナルコーチングで扱うことができます。
レジュメも メールに添付して送りますので、その際は ご連絡くださいね!
マンツーマンなので、たくさんの人の価値観に触れることはできませんが、
自分自身にアクセスすることはできると思いますよ。