今、国語では「話す」「聞く」「話し合う」が 重要視されています。
その下地となるのは、家庭での コミュニケーションです。
むずかしそうに聞こえますが、その 第一歩は
「察しの悪い親」に なるのが おすすめ

子どもが小さいときは、
「おっぱいが 飲みたいのかな?」
「おむつが 濡れたかな?」
と 子どもの言葉を 代弁していきます。
でも、しゃべれるようになったら、自分で 言える機会を 作っていきます。
そのためには、親が 何でも 察してしまわないことです。
私は、子どもたちには 「察しの悪い先生」で いました。
「先生~、鉛筆~。」
「鉛筆が どうしたんですか?」
「・・・ない。

「ないのね、それで?

(高学年でも こういう子が います

鉛筆がない、では 何を言いたいのか わかりません。
鉛筆を忘れたのか、なくしたのか、お友達が持って行ってしまったのか。
それで、貸して欲しいのか、一緒に探して欲しいのか、それとも 違うことなのか。
自分だけでなく、相手にも わかるように 伝えられることが 小学校では 求められます。
「ママ、のど かわいた~

と 言われたら
「のどが かわいたから、どうして 欲しいのかな?」
と 聞いてみてください。
「お茶~。」
と 言われたら、
「”のどが 渇いたので、お茶を ください”ですよ。」
と 正しい言葉を 短く伝えてください。 (にこやかにね~、ここポイント

「のどが 渇いたので、お茶を ください。」
「はい、どうぞ

このくらい しつこくて いいと思います。
(2歳児からは、この会話が できますので、小さいうちから やっておくと、楽ですよ☆)
何でも 先回りしてあげていませんか?
察しの悪い親になって、子どもが 「伝える」機会を 多く作っていきましょうね~

つづく
