親に できることは 少ない | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表・和久田ミカです。

最近、本の原稿を書くために 過去記事を読み返しています。

(それで、過去記事のリライトが多くなってます、ごめんなさい(*^_^*))

下の記事はちょうど4年前に書いたものです。

これを読むと、私はぶれてないなあ~。今読んでも、同じ思いを持っていると感じます。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

さて、先回りは、子どもの成長の機会を奪ってしまいます。

心配が 先回りへ 飛躍してしまうのは、どんなときでしょう?

「(ほぼ毎日)子どもが 忘れ物をしちゃったから、届けてこなくちゃ。」

「お友達に”うちの子、ゲームは持っていないけれど 仲良くしてね”って、釘をさして おこうかな。」

「帰り道に、おトイレに行きたくなったら かわいそうだから、毎日、車で迎えに来ます。」

全部、教員時代の 実話です。


ん?これは、親が解決する問題ですか?

先回りしなくても 大丈夫です。子どもは 自分で解決する力を持っていますから(*^_^*)

友達の価値観と ぶつかったり、自分の思い通りには いかなかったり、どうしたらいいか考えたり。

子どもの頃に たくさんの課題を乗り越えてこそ、大人になったときに 生きる力がつくのだと感じます。


では、親が してあげられることって 何でしょう?

私は、コミュニケーションだけだと、思っています。

話を聞き、子どもが味わっている気持ちに 共感する。

子どもを受け止め、認めて、子どもを 力づける。

質問し、問題を解決するには どうしたらよいのかを 考えさせる。

必要があれば、人生の先輩として アドバイスもする。

そして、見守る。


これだけで 8割解決したのと 同じ。

あとの2割は、子ども自身が 解決していくことです。

親が その機会を 奪ってはいけませんネ。

・・・やきもきは しますけれども(^_^;)

子どもを持つって、修行ですね。

ほんとに。

にんにん。