先生が 一人で悩む時代は もう終わりです | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

会社向けの「クレーム対応力」のセミナーに行ってきました。

これからは、学校でも クレーム対応について
考えていくべき時期に来た、という思いからです。


私は、小学校の教師をしていたときに、
保護者からの クレームに 悩んでいた時期がありました。


毎日、毎日、連絡帳に苦情が書いてあり、
連絡帳を見ると 吐き気がするほどでした。

給食を5分間で食べて、お返事を書くのが日課でした。


一人で対応して こじれたら 大変だと思い、
逐一 教務主任などに 対応について、アドバイスを求めました。

(この作業だけでも、休み時間がつぶれてしまい、
 子どもと一緒に遊べないことへ 自己嫌悪の毎日でした…。)


でも、そんな私へ 返ってきた、管理職からの言葉は

「 保護者に、文句を言わせるあなたが悪い。
  先生って言うのはね、もっと 堂々としていて
 クレームなんて言わせないものなの!」

つまり、私の態度が弱いから クレームが来るのだというお説教です。

誰も味方がいない、という思いに さいなまれました。


学校現場では、私のように チームでの対応を求める教師は少なく、
一般的に クレームを隠す教師が 多いように感じます。

プライドがジャマをするのか、評価が下がるのを気にするのか
自分で 処理しようとする傾向にあるようです。

気が付いたときは、担任一人の手に 負えなくなっており、
大変なことになっていた、というのは よく 聞く話です。


これからは、学校でも クレーム対応について
真剣に考える時期に来ていると思います。


そのためには、まず 教師は クレームに対する意識を変えること。

クレーム=臭いものには蓋 ではなく
クレーム=宝の山 と いう 発想の転換が必要です。

クレームに 適切に 対応することができれば
保護者のニーズに応えることで 改善点が見え、
また 学校への協力者は増えるでしょう。


さらに、クレーム情報の共有、研修や事例勉強会、対策のマニュアル化、
など 保護者へ適切な対応ができるような 対策が、求められています。


先生たち、

担任が 全部抱え込む時代は、そろそろ 終わりにしませんか?

クレームがない先生=いい先生という 根拠のない評価は やめませんか?


私は、教育現場にコーチングを普及させたいと思っています。
先生のメンタル面の強化、コミュニケーション能力の向上が 目的です。

ひいては、それが 子どもたちや保護者のためになると 考えています。


一人で悩む先生を 一人でも減らしたい!
自分の体験を重ね、どのように 教育現場へアプローチしていくかを 考えています。



もちろん、パーソナルコーチングを通して
悩みをお聞きしたり、どのように対策を立てていくかを 考えるお手伝いもできます。

話すことで ストレスが緩和されるだけでなく、
どのようにしたら クレームに対応できるのか、

自分ができること、自分ひとりではできないこと、
学校での取り組みが必要なことなど、

問題が明確になり、どのようにしたらよいのかを 具体的に考えることができます。


また、パーソナルコーチングを通して、自分自身の軸ができ
クレームに振り回されなくなります。


興味がある方は、こちらをご覧ください。


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