明日で今年も終わりですねー
私はというと昨日、テルテルの会で昔から良くしてくれてる
ご遺族の方と食事に行ってきました。
双子の兄弟を私の弟と同じ時期に亡くされてる方で
昔からお互い泣きあったり相談しあったり語り合ったり辛い思いをシェアして慰めあってきた方なんです。
双子って不思議ですよねー話を聞いていると、兄貴が怪我をしたときに自分も同じ部分に痣が出来ていたり、もともと一人だったんじゃないかなって思うくらい不思議なことがあったようです。
だからいつもいつも一緒に自分が虐められたら兄貴が命を張ってまで助けてくれたり、ずっと支えあって生きてきたみたいです。
その双子のお兄さんが亡くなって、今は新しい家を建ててるみたいなんですけど、それは亡くなったお兄さんとの約束というかお兄さんの想いを形にしたいという理由なんですよね。
どういう事かというと、その双子のお兄さんが亡くなる前に絵を書いてまして、その絵は家族の愛をテーマに描いた絵だったんですよね。
だからその絵をお兄さんの墓標だと思って、その絵をずっとずっと残していきたいから家をたててずっとお兄さんの絵と想いを守っていきたいというのが理由だったようなんです。
「家を買う事なんて私には高い高い目標だったけどそれだけを目標に必死で働いてきました。だからその絵を家の一番目立つところに飾ってその絵を中心に暖かい家族を作っていきたいんです。」と言ってたんです。
複雑な気持ちにはなりますけど、(私の場合は)弟が亡くなったからこそ、今を生きてられる気がするんですよね。亡くなった時はそれは気持ちの整理が出来なくて怒りだったり、極限の悲しみだったり色々な気持ちで生きて行く事なんて考えることすら出来なかったですけど、今はそういう悲しみだったり辛い気持ちなども一緒に背負って未来に向かって歩いて行ける気持ちになったんですよね。
きっとそれは空の上からずっと見守って支えられてもらってるからなんですかね。
「生きて行かないとダメなんです。
それがきっと亡くなった兄貴を生かすことだと思うんです。
だから何があっても最後まで生き抜いてやろうと思ってます。」
って力強い声でおっしゃってました。
Rさんへ
これからもお互い辛いときは吐き出していきながら
兄弟の話を沢山していきましょうねーRさんー。
ご馳走様でしたー(笑)また飲みましょうー!
@のりき