海豚は中国語で、
形が豚に似ていることから付けられました。
その流線型の胴体は
自由自在に泳ぎ回るための要です。
一生を海中で過ごすイルカですが、
太古の昔、イルカの祖先は
海辺で暮らす四つ足の動物でした。
イルカは魚のようですが、
体の内側を細かく見ると
今も骨盤の名残があります。
手はヒレになり、
足は退化してなくなりました。
陸上での暮らしから、
再び海へと戻っていった理由として
生存競争に破れたことや
豊富な食料を求めたことが
推測されています。
海での生活に適応するのにともなって
変化したものは体だけではありません。
水中という環境を最大限に活用した
視覚や聴覚などの感覚能力も
研ぎ澄まされていきました。
視覚と聴覚を司る神経が繋がっていて
その能力は超音波と呼ばれています。
暗い海の中でも
食料となる魚を探すことができるのは
超音波で方向や距離が分かるからです。

