やさしくインフルエンザを抑制したい「ハートマスク運動」のブログ -3ページ目

想像を絶する孤独の中

ボイジャーがまだ、宇宙の果てを目指して飛び続けている。

イトカワから帰ってきた「はやぶさ」が地球に再突入して
燃え尽きる映像は、何度観ても涙がでるが、
ボイジャーが地球から遠く離れた宇宙に果てで、
想像を絶する孤独の中を黙々と旅しながら、
それでもケナゲに地球に向かってデータを送り続けて
くれている姿を想像すると、これもまた胸が熱くなる。

たぶん「なんで?」って思う人も沢山いるだろうけど、
僕はきっとボイジャーやはやぶさを擬人化してみて
いるからなんだと思う。

だってきっと、作った人や、送り出した人たちの
熱い想いが憑依しているでしょう?彼らには。
きっと、何千万分の一か、何億分の一くらいは
僕の気持ちも乗せてくれているかもしれない。

若いころユーミンのアルバム「VOYAGER」の
「不思議な体験」や「青い船で」を聴いたとき
遠くへ旅するボイジャーと重なって、自分自身も
宇宙を旅しているかのような気持ちになって感動したけど、
どうやら僕はあの頃の気持ちを今も持ちつづけているみたいだ。

いつか僕の精神が肉体から自由になって、どこへでも行けるように
なったとしたら、ボイジャーにも会いにいきたい。

(ネタもと)銀河系の見えない光、ボイジャーが観測
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1833520&media_id=126

これを恐れていた・・・現実味を帯びる「鳥インフルエンザテロ」

バイオテクノロジーの発展は人類に様々な恩恵を確かにもたらしている。
だがその一方で、新たなリスクがどんどんと現実味を帯びている。

遺伝子の組み換えなんて、いまでは高校の理科の授業でも実習するくらいの
どこにでもある技術になりつつあるなかで、H5N1の遺伝子を人ー人感染させる
方法が公開されかけたというのだから、これは本気で恐ろしい。

カモにこれを感染させて放てば、あっというまに広範囲に広まってしまう。

原爆は材料をそろえることができれば、高校生でも作ることができるが、
肝心の核物質がまず手に入らない。その他の強毒性を示す病原体も、
そうそう手に入るものではない。だいたいどっかのレベル4以上の研究室で
厳重に保管されている。
だから映画のように、どこかのサイエンスオタクによるテロが、
現実の世界ではそうそう簡単には実現してこなかった。

だが、H5N1は日本でも簡単に手に入る。いわんやH1N1はもっと簡単だ。
そこに簡単な実験室と、どの遺伝子を組み換えるかのマニュアルがあれば
大学生レベルでも、とんでもないウイルスを作り出すことができてしまう。
まぁ、インフルエンザウイルスは扱いが難しいので、高校の実験レベルでは
難しいのが救いだが・・・

えらい世の中になってしまったものだ。
しかも、この記事の注目度は、相当に低い。
中国なんかはきっともうこの論文を手に入れて、生物兵器としての
インフルエンザウイルスの作成に着手してるんだろうな。

ハートマスク協会の活動を、もっと広めないといけないと感じた。

(ネタもと)http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1830638&media_id=20

【鳥インフル論文、テロ懸念で米誌掲載見合わせ】

 強毒性の鳥インフルエンザウイルス「H5N1」に関するオランダと日本などの研究論文2本について、米科学誌サイエンスが生物テロに悪用される危険を理由に掲載を見合わせていることが分かった。

 オランダの論文では、H5N1の遺伝子を5か所変異させると人間同士での感染力をもつことが説明されており、同誌を発行する米科学振興協会は生物兵器開発の参考にされると懸念している。

 強毒性H5N1は腸管の出血も起こし、死亡率が高い。現在は人間への感染力が非常に弱く、人間同士での感染例は限られている。

 しかし、同協会のホームページによると、オランダ・エラスムス医療センターのチームが、人間への感染力を生み出す変異を発見し、遺伝子を組み換えたウイルスを作製。人間と似た反応を示すフェレットの感染実験にも成功したという。東京大医科学研究所の河岡義裕教授らの国際チームによる論文については、内容を明らかにしていない。

新種豚インフル3人感染確認 米、人から人への感染疑い

米中西部アイオワ州で新種の豚インフルエンザウイルス(H3N2型)が人人感染を起こしていた疑い強まっているそうです。 感染者はいずれも軽症で、すでに回復しているとのこと。

 見つかったウイルスは、2009年に新型インフルエンザとして世界的に流行し、現在は季節性インフルエンザになったH1N1型の遺伝子の一部を含んでいたとのことですから、豚の中で組み変わったものですね。

H3N2は、いわゆるA香港型ですから、もともと人人感染をしてきたものなので、記事のタイトルはちょっと煽っている感じがしますが、近年どんどん遺伝子解析の技術が上がって、H3に2009年のH1の遺伝子が含まれていると、すぐに判るようになってきたことは、危険性を予見するという観点から心強く感じます。

(ネタ元)http://www.asahi.com/health/news/TKY201111260122.html