今回は、1986年の全米No.1ヒットシリーズの紹介です。
前回、1986年3月1日と8日付の2週間No.1だった、
Mr.ミスターの「キリエ」に代わり、
1986年3月15日付でNo.1となったのが、
スターシップ「セーラ」
1965年結成のジェファーソン・エアプレインを母体とし、
メンバーの相次ぐ脱退、加入を繰り返し、
70年代にはジェファーソン・スターシップと改名、
そして、1985年にスターシップとして、
2度目の改名により再スタートを切った彼らが、
前年、結成20年目にして初の全米No.1を獲得した、
「シスコはロックシティ(We Built This City)」(2012.11.16)
この曲に続き、新バンド名での初のアルバム、
「フープラ(Knee Deep In Hoopla)」からのセカンドシングルで、
2曲連続の全米No.1を獲得しました。
壊れてしまった恋人との別れの悲しみを歌った、
ミディアムテンポのロストラブソングです。
①曲のイメージに合わせた、別れた女性との回想シーンを織り込んだPV。
音はアルバムバージョンの方ですね。
このPV、ラストで寂しくミッキーが歩き始めた引き映像の左の空から、
突如SFのようにもくもくと流れてくる雲。
せっかくの切ない終わり方が台無しだなあと当時思ったものです。
②「シスコはロックシティ」の時にも紹介した、1996年のロックフェスでのライブ映像から。
③ペンシルバニア州ランカスターのコンサートホール、
American Music Theatreで、今年1月に行われた、
スターシップ featuring ミッキー・トーマスとしてのライブステージから。
この日のステージは、オープニングアクトがエディ・マネーという、
80'sなつかしらいぶだったようです。
☆Starship "Sara" from the album "Knee Deep In The Hoopla"
1986年Billboard Hot100 最高位1位(3/15付)
Go now
Don't look back
We've drawn the line
Move on
It's no good to go back in time
>> もう行かなくちゃ
>> 振り返るんじゃない
>> ボクらの間には一線が引かれてるんだ
>> 先に進まなくちゃ
>> 時を戻してもいいことなんてないさ
I'll never find another girl like you
For happy endings it takes two
We're fire and ice
The dream won't come true
>> 君みたいな女性(ひと)にはもう巡り合えないだろう
>> ハッピーエンドのためにそれぞれの道を選ぶんだ
>> ボクら一緒にはなれないんだ(炎と氷のように)
>> 夢はかなうこともないだろうから
Sara, Sara
Storms are brewin' in your eyes
Sara, Sara
No time is a good time for goodbyes
>> セーラ、セーラ
>> 君の瞳の中は嵐が吹き荒れているかのよう
>> セーラ、セーラ
>> さよならを言ういいタイミングなんてないんだよ
Danger
In the game when the stakes are high
Branded
My heart was branded while my senses stood by
>> 危ないことだよね
>> 賭けみたいなゲームをするなんてさ
>> 傷ついたんだ
>> 気持ちの準備をしている間にボクの心に刻み込まれたんだ
I'll never find another girl like you
For happy endings it takes two
We're fire and ice
The dream won't come true
>> 君みたいな女性(ひと)にはもう巡り合えないだろう
>> ハッピーエンドのためにそれぞれの道を選ぶんだ
>> ボクら一緒にはなれないんだ(炎と氷のように)
>> 夢はかなうこともないだろうから
Sara, Sara
Storms are brewin' in your eyes
Sara, Sara
No time is a good time, oh
Sara, Sara
Storms are brewin' in your eyes
Sara, Sara
No time is a good time for goodbyes
>> セーラ、セーラ
>> 君の瞳の中は嵐が吹き荒れているかのよう
>> セーラ、セーラ
>> チャンスなんてなかったんだよ
>> セーラ、セーラ
>> 君の瞳の中は嵐が吹き荒れているかのよう
>> セーラ、セーラ
>> さよならを言ういいタイミングなんてないんだよ
('Cos Sara) Loved me like no one has ever loved me before
(And Sara) Hurt me, no one could ever hurt me more
(And Sara) Sara, nobody loved me anymore
>> (だってセーラ)こんなにボクを愛してくれた人はいないほど愛してくれたよね
>> (そしてセーラ)こんなにボクを傷つけた人だっていないほど傷つけられた
>> (だからセーラ)セーラ、もう誰もボクなんて愛してくれやしないんだ
I'll never find another girl like you
We're fire and ice
The dream won't come true
>> 君みたいな女性(ひと)にはもう巡り合えないだろう
>> ボクら一緒にはなれないんだ(炎と氷のように)
>> 夢はかなうこともないだろうから
Sara, Sara
No time is a good time, oh
>> セーラ、セーラ
>> チャンスなんてなかったんだよ
Sara, Sara
Storms are brewin' in your eyes
Sara, Sara
No time is a good time for goodbyes
>> セーラ、セーラ
>> 君の瞳の中は嵐が吹き荒れているかのよう
>> セーラ、セーラ
>> さよならを言ういいタイミングなんてなかったんだよ
Sara, Sara
-- storms -- are brewin' in your eyes
Sara, Sara
No time is a good time, no
Ooh Sara, why did it, why did it, why did it all fall apart
Sara, Sara...
>> セーラ、セーラ
>> 嵐が・・・君の瞳の中に吹き荒れている
>> セーラ、セーラ
>> チャンスなんてなかったんだよ、そうさ
>> ああ、セーラ、なんで、なんで、何でそんな風に全てを壊してしまったんだ
>> セーラ、セーラ・・・
もう別れよう、先に進まなくちゃと言いながら、
いつまでも壊れてしまった愛に嘆き悲しむ、
ただただ、つらいラブソングなんですよね。
さらっと聴けるようで、
イントロのハーモニカ、間奏のギターソロと、
これでもかこれでもかと切なさを増幅させていて、
「シスコはロックシティ」と、
言ってみれば真逆なタイプの曲と言えるでしょうね。
ちなみに、ボーカルのミッキー・トーマスの奥さんの名前が、
「セーラ」だそうなのですが、
こういう歌歌ってて、辛くなかったんでしょうかね?
この曲のソングライターは、
その「シスコはロックシティ」の曲作りにもかかわっていた、
オーストリア人キーボーディストのピーター・ウルフ。
(J・ガイルズバンドのボーカルとは同姓同名の別人です)
それに、80年代彼と「Wolf & Wolf」というユニットを組んでいた、
イナ・ウルフ(クリスティーナ・シモンという名前でも活動していた)。
夫婦というわけではないようなので、
Wikipediaにこの二人の関係が何なのか、
はっきり書かれていないのでわからないのですが、
ピーター・ウルフに関しては、
80年代を代表するプロデューサー、アレンジャーで、
またキーボード奏者としても多くの作品に関わっています。
もちろん、この曲のメインとなっているキーボードのメロディラインは、
彼の手によるものです。
先に言ってしまうと、
次回の全米No.1ヒットシリーズで取り上げる曲にも、
シンセサイザーで参加しています。
「シスコはロックシティ」では、
ボーカルパートが、ミッキー・トーマスと、
グレース・スリックに分かれていましたが、
この曲に関しては、ミッキー一人のボーカル曲で、
コーラスにグレースの声が聴かれるくらいです。
ミッキー・トーマス率いるスターシップは、
③の活動でもみられるように、
スターシップとしてのライブ活動は続けているものの、
バンド名義のアルバムはしばらくだしてませんね。
ミッキーのソロ名義のアルバムは、
2011年に発表されています。
ということで、次回の「'86 US No.1」ヒットシリーズは、
来週、3月22日の予定。
そのピーター・ウルフがキーボードでも参加し、
「シスコはロックシティ」のソングライターでもある、
マーティン・ペイジとバーニー・トーピンが作詞作曲を手掛けた、
シアトル出身の美人姉妹を中心としたハードロックバンドによる、
初の全米No.1となるドラマティックなロックバラードナンバーです。
フープラ/スターシップ
¥1,835
Amazon.co.jp
前回、1986年3月1日と8日付の2週間No.1だった、
Mr.ミスターの「キリエ」に代わり、
1986年3月15日付でNo.1となったのが、
スターシップ「セーラ」
1965年結成のジェファーソン・エアプレインを母体とし、
メンバーの相次ぐ脱退、加入を繰り返し、
70年代にはジェファーソン・スターシップと改名、
そして、1985年にスターシップとして、
2度目の改名により再スタートを切った彼らが、
前年、結成20年目にして初の全米No.1を獲得した、
「シスコはロックシティ(We Built This City)」(2012.11.16)
この曲に続き、新バンド名での初のアルバム、
「フープラ(Knee Deep In Hoopla)」からのセカンドシングルで、
2曲連続の全米No.1を獲得しました。
壊れてしまった恋人との別れの悲しみを歌った、
ミディアムテンポのロストラブソングです。
①曲のイメージに合わせた、別れた女性との回想シーンを織り込んだPV。
音はアルバムバージョンの方ですね。
このPV、ラストで寂しくミッキーが歩き始めた引き映像の左の空から、
突如SFのようにもくもくと流れてくる雲。
せっかくの切ない終わり方が台無しだなあと当時思ったものです。
②「シスコはロックシティ」の時にも紹介した、1996年のロックフェスでのライブ映像から。
③ペンシルバニア州ランカスターのコンサートホール、
American Music Theatreで、今年1月に行われた、
スターシップ featuring ミッキー・トーマスとしてのライブステージから。
この日のステージは、オープニングアクトがエディ・マネーという、
80'sなつかしらいぶだったようです。
☆Starship "Sara" from the album "Knee Deep In The Hoopla"
1986年Billboard Hot100 最高位1位(3/15付)
Go now
Don't look back
We've drawn the line
Move on
It's no good to go back in time
>> もう行かなくちゃ
>> 振り返るんじゃない
>> ボクらの間には一線が引かれてるんだ
>> 先に進まなくちゃ
>> 時を戻してもいいことなんてないさ
I'll never find another girl like you
For happy endings it takes two
We're fire and ice
The dream won't come true
>> 君みたいな女性(ひと)にはもう巡り合えないだろう
>> ハッピーエンドのためにそれぞれの道を選ぶんだ
>> ボクら一緒にはなれないんだ(炎と氷のように)
>> 夢はかなうこともないだろうから
Sara, Sara
Storms are brewin' in your eyes
Sara, Sara
No time is a good time for goodbyes
>> セーラ、セーラ
>> 君の瞳の中は嵐が吹き荒れているかのよう
>> セーラ、セーラ
>> さよならを言ういいタイミングなんてないんだよ
Danger
In the game when the stakes are high
Branded
My heart was branded while my senses stood by
>> 危ないことだよね
>> 賭けみたいなゲームをするなんてさ
>> 傷ついたんだ
>> 気持ちの準備をしている間にボクの心に刻み込まれたんだ
I'll never find another girl like you
For happy endings it takes two
We're fire and ice
The dream won't come true
>> 君みたいな女性(ひと)にはもう巡り合えないだろう
>> ハッピーエンドのためにそれぞれの道を選ぶんだ
>> ボクら一緒にはなれないんだ(炎と氷のように)
>> 夢はかなうこともないだろうから
Sara, Sara
Storms are brewin' in your eyes
Sara, Sara
No time is a good time, oh
Sara, Sara
Storms are brewin' in your eyes
Sara, Sara
No time is a good time for goodbyes
>> セーラ、セーラ
>> 君の瞳の中は嵐が吹き荒れているかのよう
>> セーラ、セーラ
>> チャンスなんてなかったんだよ
>> セーラ、セーラ
>> 君の瞳の中は嵐が吹き荒れているかのよう
>> セーラ、セーラ
>> さよならを言ういいタイミングなんてないんだよ
('Cos Sara) Loved me like no one has ever loved me before
(And Sara) Hurt me, no one could ever hurt me more
(And Sara) Sara, nobody loved me anymore
>> (だってセーラ)こんなにボクを愛してくれた人はいないほど愛してくれたよね
>> (そしてセーラ)こんなにボクを傷つけた人だっていないほど傷つけられた
>> (だからセーラ)セーラ、もう誰もボクなんて愛してくれやしないんだ
I'll never find another girl like you
We're fire and ice
The dream won't come true
>> 君みたいな女性(ひと)にはもう巡り合えないだろう
>> ボクら一緒にはなれないんだ(炎と氷のように)
>> 夢はかなうこともないだろうから
Sara, Sara
No time is a good time, oh
>> セーラ、セーラ
>> チャンスなんてなかったんだよ
Sara, Sara
Storms are brewin' in your eyes
Sara, Sara
No time is a good time for goodbyes
>> セーラ、セーラ
>> 君の瞳の中は嵐が吹き荒れているかのよう
>> セーラ、セーラ
>> さよならを言ういいタイミングなんてなかったんだよ
Sara, Sara
-- storms -- are brewin' in your eyes
Sara, Sara
No time is a good time, no
Ooh Sara, why did it, why did it, why did it all fall apart
Sara, Sara...
>> セーラ、セーラ
>> 嵐が・・・君の瞳の中に吹き荒れている
>> セーラ、セーラ
>> チャンスなんてなかったんだよ、そうさ
>> ああ、セーラ、なんで、なんで、何でそんな風に全てを壊してしまったんだ
>> セーラ、セーラ・・・
もう別れよう、先に進まなくちゃと言いながら、
いつまでも壊れてしまった愛に嘆き悲しむ、
ただただ、つらいラブソングなんですよね。
さらっと聴けるようで、
イントロのハーモニカ、間奏のギターソロと、
これでもかこれでもかと切なさを増幅させていて、
「シスコはロックシティ」と、
言ってみれば真逆なタイプの曲と言えるでしょうね。
ちなみに、ボーカルのミッキー・トーマスの奥さんの名前が、
「セーラ」だそうなのですが、
こういう歌歌ってて、辛くなかったんでしょうかね?
この曲のソングライターは、
その「シスコはロックシティ」の曲作りにもかかわっていた、
オーストリア人キーボーディストのピーター・ウルフ。
(J・ガイルズバンドのボーカルとは同姓同名の別人です)
それに、80年代彼と「Wolf & Wolf」というユニットを組んでいた、
イナ・ウルフ(クリスティーナ・シモンという名前でも活動していた)。
夫婦というわけではないようなので、
Wikipediaにこの二人の関係が何なのか、
はっきり書かれていないのでわからないのですが、
ピーター・ウルフに関しては、
80年代を代表するプロデューサー、アレンジャーで、
またキーボード奏者としても多くの作品に関わっています。
もちろん、この曲のメインとなっているキーボードのメロディラインは、
彼の手によるものです。
先に言ってしまうと、
次回の全米No.1ヒットシリーズで取り上げる曲にも、
シンセサイザーで参加しています。
「シスコはロックシティ」では、
ボーカルパートが、ミッキー・トーマスと、
グレース・スリックに分かれていましたが、
この曲に関しては、ミッキー一人のボーカル曲で、
コーラスにグレースの声が聴かれるくらいです。
ミッキー・トーマス率いるスターシップは、
③の活動でもみられるように、
スターシップとしてのライブ活動は続けているものの、
バンド名義のアルバムはしばらくだしてませんね。
ミッキーのソロ名義のアルバムは、
2011年に発表されています。
ということで、次回の「'86 US No.1」ヒットシリーズは、
来週、3月22日の予定。
そのピーター・ウルフがキーボードでも参加し、
「シスコはロックシティ」のソングライターでもある、
マーティン・ペイジとバーニー・トーピンが作詞作曲を手掛けた、
シアトル出身の美人姉妹を中心としたハードロックバンドによる、
初の全米No.1となるドラマティックなロックバラードナンバーです。
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