こんにちは♪̊̈♪̆̈
過日、パルシステムの映画上映会の抽選に見事、当選して「MINAMATA」を観て来ました
水俣病を世界に知らしめたカメラマン、ユージン・スミスを熱演するジョニー・デップは、この映画の製作者でもあります。
(画像はお借りしました)
過去の栄光に浸り、酒に溺れる日々を送るかつてライフ誌専属だった世界的なカメラマン、ユージン・スミス(ジョニー・デップ)の元に、ある企業の工業廃水により、被害を受けている人達の取材に来て欲しいと頼み込むカメラマンと、通訳のアイリーン(美波)
きっぱりと断るユージンだが、その深刻な事態に使命にかられ、熊本へ飛ぶ。
ライフ誌の編集長ボブも過去の栄光には浸っていられなかった。
メディアなどのライバルが増え、記事よりも広告収入に頼る苦しさを抱えていたが、日々の言動からも取材に賭けたいユージンをどうしても信頼出来ず。
数々のアクシデント、そして余りにも過酷な現況を目にし、またも取材を投げ出そうとするユージンを叱咤激励するボブ。
そのボブの元に素晴らしい写真の数々が届き、「あいつ…やりやがったな」と写真を手に涙する…。
ボブ役のビル・ナイは「パイレーツ・オブ・カリビアン」でジョニー・デップと共演しています✨
自身も水俣病に苦しむが子供達の将来を考え、震える手を押さえつつ、カメラを手にするキヨシ役の加瀬亮の抑えた演技も良かった。
水俣病に苦しむ人達を纏め、チッソを相手に交渉するミツオ役に真田広之(流石です✨)
ユージンや被害者の人達に対して、金で解決を図ろうとするチッソの社長役に國村隼。
本物のカメラマンに見えたジョニー・デップ、彼に寄り添いつつ、愛情が芽生えて行く様子を自然に演じた美波も良かった
そして坂本龍一の音楽も素晴らしかった✨
未だ苦しむ人々が居る水俣病。
エンドロールでは、公害汚染や事故が起きた国々を時系列で羅列していたが、米国が目立って多かった
原発事故や再稼働など含め、色々、考えさせられた映画だったので、多くの方々に観て頂きたいと思います。
それにしても、ジャック・スパロウ役が余りにもフィットして私の中でイメージが固定してしまっていたので、最初、ジョニー・デップだと分からなかった事と、見終わってから浅野忠信が出演していた事に気づき、ビックリ((((;゚Д゚))))
俳優さんって凄い
それとユージン・スミスの美しい写真をもっと見てみたいと思いました✨