3月決算の弊社。

 

5月末が申告と納税ということで、月末はバタバタだった。

月次決算をしているが、期をまたぐ案件が多いので、やはり期末でいろいろな懸案事項が出てきてしまう。

会計方と税理士の先生には毎年この時期に迷惑を掛けてしまう。

 

子供のころからコツコツすることは苦手だった。

「三つ子の魂百まで」

幾つになっても土壇場にならないと動きが悪い癖は治らない。

 

さて、今期もお陰様で黒字決算。

ただ今期は減収減益。

減収の要因は、取り掛かっていた住宅分譲地の許可取得が遅くなり、来期になってしまった。

予定通りだったら今期に計上出来た。

ヘッボコ経営者。

くよくよしても仕方がないので、来期の数字の見通しが立ったと思うようにしよう。

 

減益については、営業利益は遜色無かった。

最終利益が減った。

決算対策としてオペレーティングリースをしたのがその理由。

欧州の航空会社がリースにて取得するA320の購入費用が今回の案件。




投下資金の大部分を損金処理した結果、利益は減ったが、法人税を減らすことが出来た。

数年後にオペレーティングリースが終了して投下資金が戻ってくる時は雑収入になるので、税の繰り延べに過ぎないのだけど。

 

この件を取引先金融機関から勧められた先秋。

ちょうどドル円が140円前後の時期。

リースの組成が134円だった。

それから半年足らずの3月末の時点では1ドル152円。

少し得した。

リースが終わる頃、円高に振れれば反対に元本を割るリスクもあり得るのだが。

 

私見だが、円安は更に進行すると考えている。

160円を通過したら止まらない可能性すらあると考えている。

まぁ全てを掛けるほどの確信はないが、金融機関も理解する手法で節税し、リスク分散として一部をドルで持つのはアリかと考えた次第。


もし、そうなるとしたら公定歩合に連動する短期金利は上がらない。


長期金利の上昇は本来は市場が決める。

しかし、アベノミクス以降は日銀がコントロールしてきた。

これからも徹底防御する筈。

少しばかりは金利は上がるだろうが、微々たるものになると予想してる。


私の予想が当たるにせよ外れるにせよ、インフレはますますの進行する。


いずれにしても、今のうちに現物資産である不動産に投資をして物件を増やそうと思う。


先週金曜日に取引先金融機関複数に確認したところ、変動金利はまだ安い。

固定金利は少し上がっている。


こんなことばかり考えて本業に身が入らず、会社が傾いたりしたら本末転倒。

気を引き締めないと。

 

お陰様で今の時点で来年3月の決算見通しは既に立っている。

日々の事を着実に実行しながら、再来年の事にそろそろと取り掛からないと。