Xの記事に出てたアプリ。
給与明細の内訳とその使われ方を表示してる。
このアプリは扶養控除等が無い。手取額は少なめに表示されてしまうんだろう。
しかし、アプリの趣旨はそこではなく、給与から天引きされて何に使われているかを可視する事。
確か中学の歴史で学んだ江戸幕府の税制。
初期の頃は年貢の4割をお上に差し出す四公六民だった。
「生かさず殺さず」が家康の言葉。
その後、徐々に財政が悪化し、享保の頃から五公五民となった。
庶民は重税に苦しみ、江戸時代末期には村を捨てて逃げたり、一揆が行われるようになった、とかだったと思う。
勿論、封建時代とは比べ物にならないくらい生きやすい現代だ。
行政サービスや福祉、道路や各種インフラはありがたい。
三権分立で参政権もある。
良き時代に生まれてきた事は間違いない。
なので、同じ土俵で論じるべきではない。
とは言え、「生かさず殺さす」よりも負担が多い時代とはやるせない。
これから先インフレも進行するし、給与が上がっても可処分所得はなかなか増えない。
年金や健康保険等などの支出はもっと増えるだろう。
いや、そもそも制度の維持が難しいか。
先々を考えると、何か備えをしておかないと。
不動産等の実物資産、株や投資信託、外貨への投資を考えるニーズが増えるだろう。
私自身はやはり不動産。
10年先を見据えて、ぼんやり想像してみる。
価値が色褪せない物件。
利回りが維持できる立地。
どんな未来が待ち構えてるかは分からない。
想像し仮説を立てる。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
考えることを楽しんで、ワクワクした毎日を過ごしたいものだ。