聖☆おにいさん

備忘録的に読んだ本について綴っております。

よろしければお付き合いを。

連載が再開されました。

聖☆おにいさん（7） (モーニングKC)/講談社

￥590

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主人公は二人。

左は神の子イエス。

右は目覚めた人ブッダ。

この二人がバカンスで現代の東京立川でルームシェアーしながら貧乏生活してるって話。

二人とも意外に世俗的で、生活臭が漂います。

人間的な所が笑いのツボ。

ゲストで出てくるそれぞれの弟子達や立川の住人達を交え、救世主達を無邪気におちょくる、と言えば分り易いのかも。

時折、ぷっと吹き出します。

ネタ元の多くは仏典と新約聖書。

宗教関係者からクレームが来ていないか心配です。

イスラムをネタにしていたら、作者へ暗殺予告が届きそうです。

世界的に話題になるでしょうが。

物語は風刺的ではありますが、ちょっとシュールで、そして暖かいお話。

仏になる前のゴーダマシッダルタ（ブッダの本名）、神になる前のイエスキリスト、それぞれ伝説以前は案外人間臭い方だったのでは。

そんな事を時折思いながら、にやにや読んでいます。

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