こんにちは。一宮花です。

 

神話を調べているとどんどん深く知りたくなってしまい

時間がたつのがあっという間・・・

 

星座に纏わる神話についての動画も、

その星座がどんな星座なのかを理解したくてつくっています。

 

古代バビロニアの神話が書かれている本を持っていますが

日本語に訳されていても何となく難しくてちっとも進みません笑

 

私達は、学校で歴史を学ぶ時に

 

『メソポタミア文明』

 

と一括りにして習っていましたが、もっと詳しく見ると

 

メソポタミア文明と呼ばれる文明には、シュメール文明の他にもアッカド帝国、

バビロニア王国、アッシリア帝国などが含まれます。

 

これらの文明は、現在のイラク一帯にあった古代文明で、

それぞれ独自の歴史や文化を持っていました。

 

特に知りたいと思ってしまうのが、シュメール文明についてです。

 

シュメールに関する多くの石碑が残されていて、大英博物館にも展示されています。

 

シュメール文明は紀元前4千年紀から紀元前2千年紀初頭にかけての約2千年間続いたとされています。具体的には紀元前4千年紀後半から紀元前2千年紀前半までの期間にあたります。昔過ぎて氣が遠くなりますね。

 

そしてその時代には高度な文明があったということにも驚かされます。

シュメール文明は、人類史上最も古い文明の一つとして知られています。

その中で占星術は、重要な役割を果たしていました。

シュメール人は、天体観測を行い、天体の動きを観察することで、

自然現象や人間の運命について予言することができました。

今回は、シュメール文明における占星術について詳しく掘り下げていきます。

 

掘り下げれば掘り下げるほど、さらに知りたいことが出て来ますから

ほどほどでやめておきます。

シュメール文明における占星術は、非常に重要であり、シュメール人は天文学的な知識を持っていたため、占星術を駆使して自然現象や人間の運命を予言することができました。

 

彼らは、太陽や月、木星、金星、火星、水星、土星、天王星、海王星、冥王星など、多くの天体に神格化された神々を見出しました。とは、言え、天王星以降の外惑星が発見されたのは、近代になってからですよね。

 

これらの惑星は、それぞれ1781年、1846年、1930年に発見されました。

しかし、シュメール人は、当時の知識や観測に基づいて、天文学的な現象に深い洞察を持っていました。彼らは、天空の観察に多くの時間を費やし、星座や惑星の動きを記録し、それらを宗教的、文化的、政治的な意味合いを持つものと結びつけました。

 

シュメール文明の占星術では、土星の運行も観測されていました。

実際、シュメールの占星術師たちは、土星を含む七つの「惑星」を観測して、

天体の動きや位置から運勢を占ったとされています。

 

土星には、シュメール語で「クゥィン」(KAI.NE)と呼ばれる名前が付けられていました。


 

彼らは金星を女神イシュタルと結びつけ、木星を主神マルドゥクと結びつけました。

これらの惑星は、彼らにとって重要な意味を持ち、天文学的な出来事が神話や宗教的な信念に影響を与えることがあったのです。

 

イシュタルもマルドゥクも、もっと詳しく知りたい神々です。

イシュタルは、篠原千絵先生の漫画「天は赤い河のほとり」で

初めてその名を知った方も多いのでは?

 

あの当時、資料を集めるのにもご苦労されたのではないかと思いますよね。


シュメール人は、現代の占星術と同様に、天文学的な知識と信仰を融合させていました。

彼らが考えた星座や惑星の意味は、現代の占星術とは異なる場合がありますが、

それでも、天空の現象が彼らにとって非常に重要であったことは明らかです。

シュメール人は、天文学的な観測を行い、天体の位置や移動を記録しました。

天体の位置や動きについて正確な情報を把握することで、彼らは天災や自然現象を予言することができました。また、それらの天体がどの神々に対応するのかを認識し、神話を紐解くことで、人間の運命についての予言を行いました。

シュメール文明における占星術の中で、最も重要な役割を果たしたのが、太陽神であるウトゥと月神であるニンギルスです。シュメール人は、太陽と月の動きを観察し、暦を作成することで、収穫や祭典の日付を決定しました。また、月の満ち欠けを観察し、人間の運命や吉凶を予言することも行われました。

 

新月を重要視していたことにも注目したいところです。

 

そして、星たちと神々、それぞれに対応する薬草や石もありました。

 

現代に生きる私達の自然療法、植物療法の知恵が

既にこの時代にはありましたしその知恵を伝承し続けているのですね。
 

 

シュメール文明における占星術は、医学にも大きな影響を与えました。

シュメール人は、人間の身体の部位にそれぞれ惑星を対応させ、

体の不調を治療する際に占星術を用いたとされています。

以下に、シュメール文明における占星術が医学に与えた影響をいくつか紹介します。

1. 惑星と臓器の関連性の発見
シュメール人は、身体の不調を治療する際に、惑星と臓器の対応関係を用いたとされています。

たとえば、火星は鉄分を司り、脾臓に対応しているとされ、脾臓の不調を治療する際に火星に関する占星術を用いたとされています。

2. 経絡の発見
シュメール人は、体内を流れる気や血液の流れを経絡と呼んでいました。

経絡は、現代の経絡学やツボ療法と似た考え方であり、占星術と結びついていました。

3. 太陽光療法
シュメール人は、太陽の光を治療に用いる太陽光療法を行っていました。太陽は、シュメール文明においてもっとも重要な神格の一つであり、その力は万能だと考えられていました。

そのため、太陽光療法は、病気の治療に幅広く用いられていました。

4. 薬草治療
シュメール人は、薬草治療にも占星術を用いていました。

たとえば、月が水分を司るとされ、月の影響を受ける薬草を用いることで、

水分のバランスを整える効果があるとされていました。

これらのように、シュメール文明における占星術は、医学に多大な影響を与えていました。今日の医学においても、占星術をベースにした治療法が用いられることがあり、シュメール文明が医学史に与えた影響は大きいとされています。

 

 

ひゃー!!知れば知るほどもっと知りたくなりますよね。

神聖幾何学マルセイユタロットにも、それぞれのカードに対応する臓器や惑星、星座があります。

 

この辺りも、繋がりを調べてみたいと思います。

次回は薬草との繋がりについてご紹介しますね。

 

 
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