山形市で結婚相談所を開業しておりますハートフルコネクションでございます。「ご縁のある皆さまの糸合わせを叶える」を理念とし、明るい山形の未来を創造して参ります。また、認定婚活カウンセラーや山形県の公的婚活支援機関の事業者として専門性の高い価値の提供を心がけております。
先日、県の委託で開催する婚活支援の相談会にこられた女性の話が印象的でご紹介します。
K様は40代の未婚の女性です。30代まではお付き合いもそれなりに経験されてきましたが、いざ結婚に向けて進んでいこうという矢先に母親入院。介護疲れと仕事での疲労もあり、その際にお付き合いしていた方とは次第に疎遠になっていったようです。
1年程の献身的な介護の元、母親は他界。父親も早くに他界されておりひとりの生活となります。
年齢は30代後半になり、改めて婚活を再開しますが理想の方とは会えず相談にいらっしゃいました。
この話を聞いたときに、他人事ではないな。現実問題として受け止めないと同じような方は今後さらに増えるのではないかと感じました。晩婚化が進むことで予測できることを下記にまとめますので、人生設計の大切さのヒントになっていただけるとうれしいです。
経済的負担の増加
晩婚化だと、結婚や子育てにかかる費用が高齢化に伴う医療費や介護費と同時期に重なる可能性が高くなります。
親の介護には、長期的にわたる経済的な負担が伴うため、家庭の財政に大きな影響を与えます。
体力・精神的な負担
晩婚により、子育ての体力的・精神的負担が高齢の親の介護と重なることで、心身に大きな負担がかかります。
親の介護は、体力的にも精神的にも過酷であり、特に自分が高齢化している場合は、その負担がさらに大きくなります。
タイムマネジメントの問題
晩婚は、キャリアと家庭生活のバランスが難しくなり、親の介護が必要になるとさらに時間の使い方に困難が生じます。
親の介護は、時間がかかるため、自分自身の生活や仕事との両立が難しくなることがあります。
サポート体制の不足
晩婚者は、同世代の友人や親せきが既に子育てや介護を経験している場合が多く、サポートを受けにくいことがあります。
親の介護は、家族全体が高齢化している場合、介護に協力できない親族がでてくる可能性があります。
社会的孤立のリスク
晩婚者は、子育てや介護に専念することで、社会的な繋がりや活動の機会が減少することがあります。
介護のために社会生活から離れることで、孤立感が増し、ストレスや鬱のリスクが高まることがあります。
次世代の影響
晩婚により子供が成人する前に親が高齢化し、介護が必要になることで、若い世代に早期から負担がかかる場合があります。
子供が若い場合、親の介護に巻き込まれることで、子供の教育や発達に影響がでることがあります。
将来設計の重要性
このように、個々の状況で程度が異なりますが、晩婚化と親の介護が同時に発生することで、複合的な困難に直面することが多いです。適切な計画とサポート体制が重要になります。
まとめ
結婚相談所に入会される方の理由で、上位にはいるのが年齢の焦りによる理由です。
結婚相談所は、個人情報が適切に管理され、男女とも同じ料金で真剣度の高い方が活動しております。
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